この記事では、「ファンキー」と「ファンシー」の違いを分かりやすく説明していきます。
1文字違いのこの言葉には、どのような違いがあるでしょうか。
「ファンキー」とは?
「ファンキー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「ファンキー」は英語表記で「funky」となります。
「ファンキー」は「ジャズやソウルなどの音楽に、ファンクの要素が含まれること。
まあその様子」を意味します。
「ファンク」は黒人音楽のスタイルの一つで、ジャズやブルースで黒人感覚のある演奏を指した言葉になります。
野性的で躍動感のあるリズムや演奏なども、「ファンキー」と呼ばれ、「ファンキーな歌声」などという使い方をすることができます。
また「ファンキー」には、「原色の服装などが、けばけばしいこと」を意味します。
そのため、原色をたくさん使った服を着ている人に対して、「ファンシーなファッション」ということができます。
「ファンシー」と似た意味を持つのは、後者となるでしょう。
「ファンシー」とは?
「ファンシー」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「fancy」と英語表記します。
「ファンシー」には「空想や想像、気まぐれ」という意味や、「装飾的で意匠を凝らした様子。
また奇抜な様子」を意味します。
「ファンシー」は一般的に、意匠を凝らしたデザインや、可愛いイラストなどを使い、若い女性向けの商品などに使われることが多くなっています。
ピンク色や淡いパステルカラーなどを使っているイラストやデザインの商品を、「ファンシーグッズ」と呼びます。
例えば『サンリオ』の取り扱う商品は、「ファンシー」な要素がいっぱい詰まった商品と言えるのではないでしょうか。
「このノートは、ちょっとファンシーすぎて、男性には似合わない」とか、「ファンシーなものが好きなら、可愛いアイテムをそろえた雑貨店があるよ」などという使い方をすることができます。
「ファンキー」と「ファンシー」の違い
「ファンキー」と「ファンシー」の違いを、分かりやすく解説します。
「ファンキー」には、「原色の服装などが、けばけばしいこと」という意味があります。
一方「ファンシー」には「空想や想像、気まぐれ」また「装飾的で意匠を凝らした様子。
また奇抜な様子」を意味します。
どちらも奇抜な雰囲気の服装やアイテムなどを指す言葉になりますが、「ファンキー」は「原色」「けばけばしさ」という特徴があるのに対して、「ファンシー」は「パステル」「可愛い」という特徴があると考えることができます。
原色をたくさん使ったけばけばしさのある服を着ている人には「ファンキー」と声をかけて、パステル調のかわいい服を着ている人には「ファンシー」と声をかけるといいのではないでしょうか。
まとめ
「ファンキー」と「ファンシー」の違いについて見てきました。
2つの言葉には、大きな意味の違いがありました。
それぞれの特徴を知り、言葉を使いわけていきましょう。