この記事では、「モットー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「モットー」とは?意味
標語や座右の銘、スローガンなどと同じ意味合いの言葉で、自分がこうありたいと願う目標や、自分のやり方、自分が目的としていることなどを示すものです。
基本的には自分で考えるもの、自分で掲げるものとなっており、他人からモットーを決められるというケースはあまりありません。
ひとりだけが対象ではなくチームや会社のモットーもあります。
「いつも元気に挨拶をする」「丁寧な仕事を心がける」などがモットーの例でひとりでいくつもモットーを掲げることも可能となっていますが、あまりたくさん掲げてしまうとひとつひとつのモットーが薄れてしまうという側面もあります。
仕事に対するモットー、遊びに対するモットー、お金の使い方に対するモットーなどと言った使い分けの仕方もありえます。
「モットー」の概要
スローガンや座右の銘など近い意味合いの言葉で、団体でも使える言葉ですがどちらかと言うと個人が使うケースが比較的多くなっていて、面接の際の自己紹介などがモットーという言葉のよく使われる例と言えるでしょう。
その用途からあまり長すぎる言葉は使われず、四字熟語や故事成語などを使うケースも見られます。
会社のモットーでは安全や環境問題に対してより具体的に取り扱うケースが多くなり、標語的な言葉の長さになっています。
部活などでモットーを定めるケースも見られますが簡潔な文章に収まっていることが多くなっています。
モットーは行動規範にはなりえますが法律のような強制力はありません。
モットーという言葉はイタリア語が発祥で盾や紋章に記した公爵の家や自分の軍の標語が元になった言葉とされており、ウィリアム・カーロスによるカーロス家では「王に忠実なるものは王国の護りなり」と記し、パウル・ロイター家は「海と陸に沿って」記したケースがあります。
「モットー」の言葉の使い方や使われ方
「あの人は「笑顔で接する」がモットー」「面接でモットーを聞かれる」「遊ぶときと仕事のときのモットーは違う」「モットーは急がば回れです」「モットーに反している行動」などの使い方があり、発祥が盾や紋章に記された言葉ということもあってか、モットーとなる言葉は短めなケースが多いと言えるでしょう。
また、他人にもわかり易い言葉がモットーになるケースが一般的です。
「モットー」の類語や言いかえ
モットーの言い換えや類語としてはスローガン、座右の銘、標語などが挙げられ、スローガンはどちらかと言うと会社やチームなどの団体を鼓舞する目的で使われるという点に違いがありますが、個人でも使うことができます。
まとめ
モットーという言葉は面接で聞かれることの多い言葉でもあり、わかりやすさと内容の良さを併せ持ったものが求められるものと言えるでしょう。
また自分のなりたい姿やありかたを言語化することがモットーを生み出す作業とも言えます。