この記事では、ビジネスでしばしば用いられるカタカナ語の「リーディングカンパニー」の意味を分かりやすく説明していきます。
「リーディングカンパニー」とは?意味
「リーディングカンパニー」は英語では「leading company」と書きます。
「リーディング(leading)」は「主導している」の意味で、「カンパニー(company)」は「企業、会社」を意味します。
従って「リーディングカンパニー」は「業界を主導する企業」を意味し、英語から来たカタカナ語なのです。
「リーディングカンパニー」の概要
「リーディングカンパニー」は前項で記載した様に、「ある業界を主導・けん引する企業」の意味ですが、具体的にはどんな企業を指すのでしょうか。
次にこの点について説明します。
企業の経営指標としては、売上高と利益率が最も重要な要素です。
従って、売上高と利益率が業界トップの企業の多くは、「リーディングカンパニー」であることが多いと言えます。
しかし、それは単なる結果に過ぎないとも言えます。
「リーディングカンパニー」の要件は、経営者が将来に対して革新的な経営ビジョンを持ち、それをベースに高い目標を設定し、そしてその目標を達成する企業力を有していることと言えます。
売上高や利益率は経営成果を示すもので、これは過去のものです。
企業が生成発展するには、将来ビジョンを持ち、それを切り開いていく事が大切なのです。
こうした経営を実践している事で、結果として成長率や利益率が高く、かつ順調に業界内で不動の地位が築かれているのです。
こうした企業が、「リーディングカンパニー」と称されるのです。
このカタカナ語は、自社の目標として掲げられる場合や、ユーザーに対して企業PRの意味で使われる場合や、競合企業が目指すべき企業として掲げる場合など、色々なケースで使われます。
いずれもポジティブな意味で使われる言葉と言えます。
もちろん、「リーディングカンパニー」の明確な定義はありませんが、自社が勝手に称するだけでなく、自他共に認められる存在となるべく取り組むことが大切と言えます。
「リーディングカンパニー」の言葉の使い方や使われ方
カタカナ語の「リーディングカンパニー」は以下の例の様に使われます。
・『我が社はベンチャーとしてスタートし、まだまだ規模も小さいですが、目標はこの業界のリーディングカンパニーと呼ばれる企業となることです』
・『独創的な技術を武器に、業界のリーディングカンパニーを目指しています』
・『あのリーディングカンパニーには、色々と学ぶべき点が多すぎます』
「リーディングカンパニー」の類語や言いかえ
「リーディングカンパニー」の類語は、日本語に置き換えた「主導的企業」や「先進的企業」や「先導的企業」等が挙げられます。
まとめ
「リーディングカンパニー」は英語では「leading company」と書きます。
「リーディングカンパニー」は「業界を主導する企業」を意味する、英語から来たカタカナ語です。