この記事では、習い事などであればその習い事を上達させたいという動機ではない動機を指す「不純な動機」の意味を分かりやすく説明していきます。
「不純な動機」とは?意味
物事に対して立派であると認められないタイプの動機で、賞金のある格闘技大会に出るとした場合、賞金で家族の治療費に当てると言った場合、単に強い相手と戦ってみたいということも不純な動機とは言えません。
賞金をすべてギャンブルに使いたいとなってくると不純な動機と言えるでしょう。
賞金が出ることに対してお金持ちになりたいという動機に関しては明らかに不純とまでは言えないと言えます。
異性にもてたい、お金を得たいということを目的とする事柄によって達成しようとすると不純な動機と言われてしまうことがあります。
「不純な動機」の概要
不純な動機は人によってやや捉え方が異なる場合があり、もてたくてバンドを始めるという動機はそれほど不純ではないのではという見方もできます。
もてたくてマッチングアプリに登録することは動機としては純粋と言えますが、バンドを始めることと比較すると難しい立ち位置にあるといえるでしょう。
実際問題不純な動機であっても物事を始めることは良いこと捉えている著書や意見なども多く見られており、そこまで動機にこだわる必要はないのかもしれません。
不純な目的であるからと言って習い事などをやめさせるというケースはよっぽど身の危険があるケースなど限られたもので、趣味やスポーツの範囲であれば動機は問わずに出来ると言えます。
不純な動機で犯罪をするという言葉としては矛盾しかけている言葉もありますが、助手席の女性に格好いいところを見せたくてスピード違反をするというのは当てはまる概念と言えるでしょう。
ただし純粋な動機だとしてもスピード違反は犯罪となり危険行為です。
極めて不純な動機など強調した言い方もできますが、あまり使われることはありません。
「不純な動機」の言葉の使い方や使われ方
「不純な動機だが先生が好みのタイプだったので書道教室に通うようになった」「不純な動機だったが長く続く趣味になった」「まかない目的でバイトを始めたのは不純な目的だったかもしれない」「不純な動機だなあ」などの使い方が挙げられますが、強く反省を促すような使い方はしないのが一般的と言えるでしょう。
「不純な動機」の類語や言いかえ
「純粋ではない動機」「あまり大声では言えないの動機」「まっすぐではない動機」「言うのが恥ずかしい動機」などが挙げられます。
「動機」を「始めた理由」に言いかえることも可能です。
まとめ
不純な動機は動機というパワーが自分が始めたことと直結するとは限らないケースで、もてたくてギターを習うなどがわかりやすい例で、強くなりたくて空手を習うのは純粋な動機と言えます。
ただし物事を始めること自体が良いこと、推奨されることと考えられ、自分のためになり、反社会的なことでなければ動機は不純であっても構わないと言えるでしょう。