「公務員」と「役人」の違いとは?分かりやすく解釈

「公務員」と「役人」の違い違い

この記事では、「公務員」「役人」の違いを分かりやすく説明していきます。

「公務員」とは?

「公務員」は国家資格からなる「役人」のことで国に雇われるという形で地方や地域のお仕事に準ずる人を指します。

また、「公務員」は、国家資格を受け公務員となりますが実は難易度がなりたい「公務員」ごとに異なり、難しい仕事程難易度が高くなります。


「役人」とは?

「役人」「公務員」のことを指しますが、この言葉はどちらかというと「公務員」という人物すべてを侮蔑した言い方で仕事をしていない「公務員」などに対して向けられる言葉です。

つまり、「役人」と言われるのは全く役に立ってない仕事をしている「公務員」か問題が起きた際にしか対応しないなど柔軟さを持っていない人物たちを指します。


「公務員」と「役人」の違い

「公務員」「役人」の違いは、馬鹿にした言い方であるかどうかです。

例えば、何か「公務員」がトラブルを起こした場合、「しょせんお役人だから」という言葉はよく耳にしますが「しょせん公務員だから」はあまり耳にすることはありません。

その為、「公務員」という存在を馬鹿にするためにわざわざ「役人」という言葉を用いているのです。

「公務員」の例文

・『公務員試験に合格する』
この例は、国家試験を受けて国家の公務を担う仕事をできる試験に合格した例です。

「公務員」は試験を受けてなりますのでこのケースはその試験に合格した例になります。

「役人」の例文

・『しょせんはお役人だから』
この例は、警察官などが不祥事を起こした際、警察官は「公務員」だからというところをわざわざ「役人」といいかえて馬鹿にしています。

何故言いかえるかですが、公務員と聞くと聞こえが良いが役人といえば犯罪者でも「役人」として機能していた時期があったが故その時代の人物であると言っているわけです。

なお、犯罪者が「役人」となっていたのは江戸時代などで火事を消す消防団の方々は実は犯罪者で犯罪を無かったことにしてあげるという名目で火災を消す役割を担ってました。

まとめ

「公務員」「役人」の違いは、「公務員」という仕事や人物そのものを馬鹿にした言い方であるかそうではないかです。

「公務員」は国家資格に受かった人物ですのでそのままの意味ですが、「役人」と呼ぶ「公務員」の呼び方は馬鹿にした言い方になります。

何故なら、「役人」は犯罪者でも過去にはなることができ、国家の業務を担っていたため、学がない品がないという認識がありました。

例えば、江戸時代の火消しの仕事をしている方々は実は凶悪犯罪者の方だったりしたが故「役人」=犯罪者というイメージが定着し今に至る言い方となったのです。

その為、不祥事を起こした「公務員」に対して「しょせんお役人」だからというのは、しょせん犯罪者だからと言っているに等しいのです。

無論、現在においては、過去に犯罪歴がある人物は公務の仕事によっては実は「公務員」になれないため犯罪者の方は一部「公務員」となり活動はできないです。

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