「初心に戻る」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「初心に戻る」

「初心に戻る」「しょしんにもどる」と読む言葉で、「初心に返る(しょしんにかえる)」と表現されることもあります。

「初心に戻る」「初心に返る」も、日常生活での会話からビジネスシーンまで、幅広く使われている表現です。

「初心に戻る」の意味

「初心に戻る」「初心」とは、「何かを習い始めて間もないこと」「物事に不慣れなこと」「何かを始めようと決めた時の純真な気持ち」を意味する言葉です。

「初心に戻る」ということは、何かを始めたばかりの頃の謙虚な気持ちや純粋な気持ちに立ち返る、又は、初志を思い出す、ということになります。

そういった気持ちは大切なので忘れずにいましょう、という「初心忘るべからず」という言葉も良く知られているのではないでしょうか。

「初心に戻る」の言葉の使い方

「初心に戻る」という言葉は、何かを長い間続けてきて、始めたばかりのころの気持ちを忘れてかけている時などに使われます。

右も左も分からないような不慣れな状況の時には、緊張感があり、物事に対して謙虚な姿勢を持って取り組むものですが、慣れてくると、緊張感が無くなったり、手を抜くことを覚えたり、当初の志を忘れてしまったりすることがあります。

それが良くないことだと思った時に、自分を律するために初心に戻ろうとするのでしょう。

「初心に戻る」を使った例文・短文(解釈)

「初心に戻る」の意味と使い方が分かったところで、この言葉を使った例文をいくつかご紹介しましょう。

「初心に戻る」の例文1

「この道一筋にやってきて20年が経ちましたが、色々なことに慣れてしまって緊張感がなくなっていることに気付きました。今一度、初心に戻って取り組みたいと思います」

何事でも慣れない時には、緊張感を持って、慎重に丁寧に取り組むものですが、慣れてくると、緊張感がなくなり、作業も軽く流してしまうようになります。

要領が良くなるのは良い事ですが、細かなことに気を配らなくなったり、効率を優先し過ぎてしまったりと、気づかないうちに、改善するべきことが増えてしまうものです。

「初心に戻る」の例文2

「この会を発足した当初は皆高い志を持って活動していましたが、近頃ではすっかりだらけてしまっているようです。この機に初心に戻ってみることが必要でしょう」

何かを始める時に持っていた夢や希望、意欲、高い志といったものは、時間が経つと心の中で薄れてしまうことがあります。

現状に流されたり、不十分な現状でも満足してしまったりして、初志を貫くことを忘れてしまうのです。

そんな時には、初心を思い出すことで、再び情熱が蘇ってくることもあるでしょう。

「初心に戻る」の例文3

「仕事に慣れて作業をスピードアップさせることは良いことですが、作業が雑になっては元も子もありません。神経を尖らせて作業に当たっていた頃の初心に戻って取り組んで下さい」

作業に慣れてくると、作業はスピードアップしてくるものですが、丁寧さや正確さが常に伴っているかというと、話は別になります。

作業スピードを重視しすぎると、正確さが疎かになったり、作業が雑になってしまうことがあるので、常に初心を忘れずにいることが大切なのです。

「初心に戻る」の例文4

「仕事に行き詰まりを感じていた時に、この仕事を始めたばかりの頃の新鮮な気持ちを思い出しました。初心に戻ることで、見えなくなっていたものが見えるようになることもあるものです」

仕事に生き詰まった時には、視点を変えて物事を見ることが必要になってきます。

そんな時には初心を思い出してみるのも効果的な方法で、見落としていることや、考えや価値観が凝り固まってしまっていることに気付けることがよくあります。

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