この記事では、面白みがない人、つまらない人などとして例えられる「味気ない人」の意味を分かりやすく説明していきます。
「味気ない人」とは?意味
おもしろみや魅力がなくつまらない人という意味合いになります。
人あたりが悪いという意味や乱暴であると言った意味合いはなく、無趣味で好奇心がなく淡々とした人というのがイメージできるでしょう。
乱暴さが加わった場合は味気なく乱暴な人という言い方になるか、味気なさを無視して乱暴な人という表記になります。
「味気ない人」の概要
味気ない人は面白みがない人やつまらない人という意味ではあるのですが、味気ない人のすべての趣味を知っているわけではないこともあり、面と向かっていうにはかなり横柄な部分が強く、頭の中で思うまでにとどめていたほうが良い言葉であるとも言えます。
「普段は味気ない人だけどスポーツ観戦では元気な人」というような味気ない人である普段を否定する形で使う分のが人に使える限度と言えるでしょう。
なお、味気ない人と判断してしまうことの難しさに、そう判断している側が面白い話題を提供できていない、話しても面白くない人だと思わせているのではないかという問題があり、人を味気ない人と指摘した自分が味気ない人だったということがないように会話を楽しむことが理想的と言えます。
多彩な話題などを持ちかけて興味を呼び起こすなど、会話相手をどれだけ引き出せるかとも言えます。
強調した使い方で全然味気のない人、全く味気のない人などという使い方も可能です。
対義語としては面白い人などが挙げられます。
「味気ない人」の言葉の使い方や使われ方
「味気ない人とばかり思っていたが天気の話はと実に奥深いものだった」「自分は味気ない人と思い込むのは良くない」「面白い人と言えども疲れているときには味気ない人になることもある」などの使い方が挙げられます。
面と向かってその人に「あなたは味気ない人ですね」というのは非常に横柄なため、使い方が否定している形のものが多くなっています。
少なくとも顔を合わせていないテレビ画面の先の人などになら言うのも可能といった言葉と言えるでしょう。
「味気ない人」の類語や言いかえ
「ノッてくれない人」「ノリが悪い人」というのが最近の言葉では最も近いものと言えるかもしれません。
直接同じとは言えませんがイメージの近い言葉で「リアクションが薄い人」「無反応な人」「無気力な人」も挙げられます。
「笑わない人」なども遠くない意味合いの言葉ではありますが、単に面白くないから笑っていないのか、照れがあって笑わないかの判断が難しいところです。
まとめ
味気ない人という言葉は実態としてはたしかにありえるのものですがその人に向かって「味気ない人だ」というのは横柄さ、何様なのかという観点であまり良いこととは言えません。
また、味気ない人にみえてもなにかすきなジャンルがあるかもしれないということも断定が良くない理由でもあります。