「和気あいあい」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「和気あいあい」

和気あいあいというのはみんなで集まってワイワイと楽しむ様子のことを指しています。

形容助動詞であり、打ち解けた気分が満ちている様子を指しているのです。

「和気あいあい」の意味

和気あいあいは互いに慣れ親しんでいること、関係や雰囲気がなごやかで楽しそうであること、打ち解けあっている様子、近くて親密な関係、などを指します。

水入らず、親密、懇ろ、仲良し、仲睦まじいなどといった類義語があります。

「和気あいあい」の言葉の使い方

和気あいあいという表現は「和気あいあいと楽しむ」「和気あいあいとした雰囲気が漂っていた」などといった使われ方があります。

子供に対しても大人に対しても使うことができる表現です。

「和気あいあい」を使った例文・短文(解釈)

それならば、和気あいあいという言葉が使われた文章にはどのようなものがあるのでしょうか。

ここでは和気あいあいという言葉を使った例文をいくつか紹介します。

「和気あいあい」の例文1

「生徒たちは和気あいあいと協力しながら文化祭の準備をしていた」

高校には文化祭があります。

学校によってはクラス別に模擬店などを出し、協力し合いながら商品を売るという経験もするのではないでしょうか。

この時はクラスの協力が非常に大切です。

クラスが団結できなかったら模擬店は成功しませんよね。

大学祭の時でも同じサークルの仲間同士で和気あいあいと準備をし、協力していかなければいけません。

そのようにして準備をした模擬店にはきっとお客さんがたくさん集まるでしょう。

「和気あいあい」の例文2

「このドラマの制作は和気あいあいとした雰囲気の中で行われたらしく、俳優さんたちはみんな仲が良い」

俳優さんたちが仲良しで、和気あいあいとした雰囲気の中で制作されたドラマは視聴率が高いものです。

実際には犬猿の仲の俳優さん達がドラマの中ではとても仲良し、などという事は滅多にありません。

俳優さんたちはお互いを尊重しながら演技をしていくのです。

人を馬鹿にしたような態度をとっていては上達することはできませんし、上には上がいますから、必ずどこかでしっぺ返しを食うでしょう。

また、俳優さんたちのみならず監督やスタッフ等とも和気あいあいとした雰囲気の中でドラマが作られることこそ理想だといえます。

「和気あいあい」の例文3

「職場では冷たい空気が漂うこともあるが、飲み会のときにはいつも和気あいあいとした雰囲気が漂っている」

職場の仲間たちと飲み会に行く時は、無礼講で楽しむという人も多いのではないでしょうか。

仕事をしている最中はどうしてもイライラしてしまったり、お互いに腹を立ててしまったり、競争心をむき出しにしてしまったりということもあるかもしれません。

しかし、飲みに行く時はみんな仲間として飲みに行くのです。

もちろんいつも楽しく仲良く飲めるというわけではありませんが、飲み会をするときには仕事の事は忘れ、楽しみたいものですね。

「和気あいあい」の例文4

「彼らは本当に仲が良く、お互いの悪い点を指摘する時も和気あいあいとしているんだよ」

人間は誰であっても欠点を指摘されるのは嫌なものです。

しかし、自分のことをよく知っている人や自分が尊重できる人から欠点を指摘されることに関しては何とも思わないという人もいるのではないでしょうか。

お互いが尊重しあい、お互いが欠点を指摘しあっても何の問題もないという人間関係は非常に素晴らしいですよね。

たとえ悪いことを言ったとしても決して本音ではないとお互いにわかっている、お互いに行動ができる、などという関係は非常に崇高な人間関係だと言えるでしょう。

このような人間関係をどこであっても持ちたいものですね。

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