「如夜叉」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「如夜叉」とは?意味と使い方

この記事では、「如夜叉」の意味を分かりやすく説明していきます。

「如夜叉」とは?意味

「如夜叉」は、夜叉の如くある様で簡単に言えば、性格が鬼のようであるという例です。

なお「夜叉」自体は、仏教に登場する神様であり人間である存在で、女神でありつつ、残忍さが人間の如くある者です。

よって、「如夜叉」は、性格が残忍さがある人間のことを指します。


「如夜叉」の概要

「如夜叉」は、正確には、鬼という存在では無く、どちらかというと女神のような性格を持ちつつ残忍な行為を平気で行う人間のことです。

つまり、自分と関係が無いことにおいては、他者にやさしい人物でも、自分と関係がある事態においては急に厳しくなり、鬼のようにチェックをするというのがまさに「如夜叉」のような性格です。

なお、この夜叉は女性の女神さまを意味するので男性の性格が「如夜叉」であると述べるのはふさわしくなく、男性の場合、男性の神様である人物のようだというのが良いでしょう。


「如夜叉」の言葉の使い方や使われ方

「如夜叉」は、女性の性格を言う場合に使用し、失礼ながら、女神のようであるがそれでいて残忍さも持つ女性であると述べる場合に使用します。

ただ、この言葉を言われて嬉しがる女性はまずいないと思いますので、口にせず、心の中で留めておくのが一番無難です。

「如夜叉」を使った例文

・『彼女はまさに如夜叉そのものだ』
この例は、彼女と言われている人物が女神のような優しさもあるが残忍でもあると述べています。

「如夜叉」は、仏教に登場する女神がモチーフとなった言葉で、地合いと残忍という両方を併せ持ちます。

何故ならモチーフとなった女神さまは、半分が神でありつつ、もう半分が人間なので人間が持つ残忍さを併せ持っているのです。

・『彼女のことを如夜叉と言うがしょせんは人間である』
この例は、客観的に彼女と言われる人物を見ています。

その上で、彼女は自愛と残忍さがある神のように言われているけどしょせん人間だと述べているのです。

ただし、彼女の残忍さを目にしていないが故、恐らく彼女が行っている非道な行為は大したことが無いと踏んでいるわけです。

まとめ

「如夜叉」については、女性の性格ことを意味し、地合いと残酷性の両方を併せ持つという女性の性格を指します。

女性からすれば、自愛だけで残酷さは余計だと言われるでしょうが、これには理由があり、元になった夜叉という存在がまさに女神と人間のハーフであるが故、女性の神でありつつ、自愛と人が持つ非道さを併せ持ってしまったのです。

その為、自愛だけでよいのではないかという女性の疑問については、元になった神様がそうであるから残酷さについても理解してほしいと説得するしかありません。

なお、「夜叉」が鬼のような形相であるのは、子供を奪われたが故、残酷なことを平気で行うようになっただけで元々の夜叉のモデルになった神様は子供を奪われる前は自愛の神様でした。

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