「小国」と「大国」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「小国」と「大国」の違い違い

この記事では、「小国」「大国」の違いを分かりやすく説明していきます。

「小国」とは?

面積が狭い国、また国力が弱い国です。

もともとは、領土が狭い国を指しており、国力が弱いとは限りません。

国力があり、面積が狭い国を指す場合もあります。

面積が狭いとは、具体的に何平方キロメートルなのか定義されていません。

総務省統計局「世界の統計」2021によると、面積の小さい国一位はバチカンで、0. 4平方キロメートルです。

次がモナコで2平方キロメートル、その次がナウルで21平方キロメートルとなっています。

東京ドームの面積は46755平方メートルで、バチカンはこれよりも面積が狭いです。

ベルギーの面積は約30690平方キロメートルです。

日本の面積が約378000平方キロメートルで、これに比べると狭いです。

しかし、国力のある国です。

プラスチックは世界のシェアの3. 3%ほどを占めており、世界7位ほどです。


「小国」の使い方

面積が狭い国を指して使用する言葉です。

何平方キロメートルを狭いというのか定義はありません。


「大国」とは?

面積が広い国、また国力の大きな国です。

面積が広いとは、具体的に何平方キロメートルなのか定義はありません。

総務省統計局「世界の統計」2021によると、面積が広い国の一位はロシアで、17098246平方キロメートルとなっています。

次がカナダで9984670平方キロメートル、その次がアメリカ合衆国で9833517平方キロメートルです。

面積が広いからといって、必ずしも国の力があるとは限りません。

インドは面積が3287263平方キロメートルで、世界で7番目に面積が広い国です。

現在は急速に経済成長を遂げていますが、以前は発展途上国と呼ばれていました。

「大国」の使い方

面積が大きな国や、国力のある国を指して使用する言葉です。

特に経済力や軍事力のある国をいいます。

「サッカー大国」「医療大国」のような使い方もします。

「小国」と「大国」の違い

どちらの言葉も国を指しているのですが、その国の面積や力に違いがあります。

前者の言葉は、面積が狭いものを指しています。

後者の言葉は、面積が広いものや、国力のあるものを指しています。

どちらの言葉も、具体的に何平方キロメートルなのかという定義はありません。

力については、政治力や軍事力についてを特にいいます。

「小国」の例文

・『小国を訪れる』

・『小国ながら国力がある』

・『小国とみなされている』

・『素晴らしい自然の残っている小国』

「大国」の例文

・『大国の仲間入りをする』

・『大国だとみなされている』

・『大国が介入してきた』

・『大国として発言力を持っている』

まとめ

どちらの言葉も国を指しています。

違いは面積や国の力です。

面積がどれくらいを小さいというのか、大きいというのかは定義はありません。

国力については、力があると世界的にみなされると「大国」と呼ばれます。

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