「律気」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「律気」とは?意味と使い方

この記事では、「律気」の意味を分かりやすく説明していきます。

「律気」とは?意味

「律気」は、意味が2つあり、一つは律義と同じ意味で礼節や規律に対してとても義理堅い人物のことを意味します。

そしてもう一つが東洋医学術の中に「律気」があり、これは人間には陰と陽の属性が体内にあり、人間にプラスに働く陽の気を「律気」とよびます。

つまり「律気」は、東洋の医学においては、人間にプラスに働く一種のエネルギーでそれを生かせばけがや病気が治ると考えたのです。


「律気」の概要

「律気」は、占いなどでも使用される言葉で、占いの場合、良いか悪いかを陰と陽に分けて考えるものは、マイナスにエネルギーが流れている場合は、呂気と呼び、プラスにエネルギーが流れていると、占い師が感じ取った場合、「律気」と呼びます。

よって、「律気」というのは、広い意味では人間にとってプラスに働くエネルギーを指すのです。


「律気」の言葉の使い方や使われ方

「律気」は日本では、義理堅い人のことを指しますが、中国やその他のアジアの国においては、人間に流れる運気やエネルギーが良い方向に流れているかどうかを「律気」と読んで使用します。

「律気」を使った例文

・『律気は、気学というれっきとした占いに関する学問に登場する言葉』
この例は、「律気」という言葉が占いに関する学問に登場し、意味がある言葉であるという例です。

「律気」は、運がアップするプラスに場が流れるという意味でマイナスに葉が流れることを占いでは呂気とよびます。

・『彼ほど律気な人間はいない』
これは、彼が義理堅いことを述べた例です。

「律気」は、日本で言う律義と同じ意味の言葉になります。

・『漢方では、プラスに働く陽のエネルギーを律気と呼び、マイナスを呂気と呼ぶ』
この例は、漢方薬の世界においては陰と陽の流れ出る気のエネルギーを陰と陽と言わず、「律気」や呂気と呼ぶという例です。

ただ、日本人のは陰と陽という言葉の方が分かりやすいのであえて「律気」や呂気と言わないケースが多いです。

まとめ

「律気」については、日本語の律義と同じ意味ですが、もう一つの意味については、エネルギーのことを指し、東洋においては陰と陽のエネルギーである陽側のエネルギーです。

東洋医学では、人体に流れるエネルギーにはバランスがあり、これが崩れると体調不良になると考え、プラス側のエネルギーのことを「律気」と呼び、プラスエネルギーだと述べます。

そして占星術のような占いの学問である気学も同様に、プラスに流れる運気のエネルギーを「律気」と呼んで、人間に流れる運気が良い方向に言っていると言います。

両者に共通しているのは、人間に対してよい方向に流れるということで、「律気」=律義であってもこれは良い方向に人間性が動いているということを示していますのでプラスのイメージに流れていると言ってもよいので、「律気」はプラスに物事が流れることであると言えます。

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