この記事では、「微かな」と「僅かな」の違いを分かりやすく説明していきます。
「微かな」とは?
「微かな」の意味と使い方について紹介します。
「微かな」の意味
「微かな」は「かすかな」と読みます。
意味は「集中してやっと気付ける程度の」「弱々しい」になります。
「微かな」の使い方
「微かな」は、神経を集中してやっと気づける程度に少ないことを言います。
ぱっと見たり聞いたりしてすぐに分るのではなく、「違いがある」という前提で見たり聞いたりした時にやっとわかる程、変化や差異が少ない時の表現です。
「微かな」は、色や音、匂いなど、感覚的に捉えるものごとに使われることが多く、「かすかに人の声が聞こえる」「かすかにレモンの香りがする」などと使います。
「かすかな記憶」は、はっきりとした内容ではなく、ぼんやりと覚えていることという意味です。
「僅かな」とは?
「僅かな」の意味と使い方について紹介します。
「僅かな」の意味
「僅かな」は「わずかな」と読みます。
意味は「数量や程度、価値や時間など、数値で測れるものがほんの少しの」「そうするのがやっとの」「ささやかで粗末な様子」になります。
「僅かな」の使い方
「僅かな」は、数量や金額、時間など、具体的に数値として測れるものに対して使われることが多くなります。
見れば小さいながら差異は変化がはっきり分かり、「小さいけれども確かにある」と分かるものを表す言葉dす。
「わずかな隙間から忍び込む」「当日まであとわずか2日しかない」など、その時の状況により度合いが違ってきます。
「わずかな記憶」は、幾つかのシーンは思い出せるのですが、大半は覚えていないことという意味です。
「微かな」と「僅かな」の違い!
「微かな」は「神経を集中してやっと気づける程度に少ないこと」です。
「僅かな」は「数値で測れるものがほんの少しのこと」です。
まとめ
今回は「微かな」と「僅かな」の違いをお伝えしました。
「微かなはやっと気付く」、「僅かなは少ないがあることは分る」と覚えておきましょう。