この記事では、「服装」と「身なり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「服装」とは?
「服装」は「ふくそう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「衣服や装飾品などを身に付けた見た目」という意味で、どの様な衣服やアクセサリーを身に付けているかという概念的なものを表します。
2つ目は「衣服を身に付けること」という意味で、一般的に洋服を着ることを表します。
上記に共通するのは「衣服を身に付けた状態」という意味です。
「服」は「身につけるもの」という意味、「装」は「よそおう」とも読み、「衣類などを着けて身づくろいする」という意味、「服装」で「衣類など身に付けるものでみづくろいすること」になります。
「服装」の使い方
「服装」は「衣服や装飾品などを身に付けた見た目」「衣服を身に付けること」という意味で使われます。
名詞として「~の服装をする・した」と使われたり、副詞として「~の服装で」と使われたりします。
基本的に、実際に身に付けている衣服や装飾品、またはそれらを身に付けた状態に対して使われる言葉です。
「身なり」とは?
「身なり」は「身形」と書き、意味は以下の通りです。
1つ目は「衣服を着けた姿」という意味で、人から見て衣服を身に付けた全体的な姿のことを言います。
2つ目は「身体の格好」という意味で、人による体つきのことを言います。
上記に共通するのは「姿形として見える」という意味です。
「身」は「からだ」という意味、「形」は「かたち」とも読み「外に現れた姿」という意味、「身なり」で「外に現れた身体の形のこと」になります」
「身なり」の使い方
「身なり」は「衣服を着けた姿」「身体の格好」という意味で使われます。
名詞として「身なりを整える・整えた」と使われたり、「~な身なりで」と副詞として使われたりします。
基本的に、衣服だけではなく髪型や持ち物、立ち姿など、総合的に外から見える人の姿かたちに使われる言葉です。
「服装」と「身なり」の違い
「服装」は「実際に身に付けている衣服や装飾品、またはそれらを身に付けた状態」という意味です。
「身なり」は「服だけではなく髪型や持ち物、立ち姿など、総合的に外から見える人の姿かたち」という意味です。
「服装」の例文
・『明日のパーティーどんな服装で参加したら良いですか』
・『初対面で相手に好印象を与えるには服装も大切だよ』
・『ホテルにはドレスコードがあるから服装にはくれぐれも注意しなさい』
・『彼女はおしゃれにうるさくて、服装だけでなく持ち物までチェックされる』
「身なり」の例文
・『もっときちんとした身なりで行かないと相手に信用されないよ』
・『彼はいつも身なりを構わないので、誰か注意してあげるべきだ』
・『非常にちゃらちゃらした身なりの男性に声をかけられた』
・『彼は身なりは良くないが実は資産家のご子息だ』
まとめ
今回は「服装」と「身なり」について紹介しました。
「服装」は「衣服や装飾品」、「身なり」は「外から見える姿」と覚えておきましょう。