「海産物」と「水産物」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「海産物」と「水産物」の違いとは?違い

カタログギフトなどを眺めていると、ふとした言葉の違いに迷うことがあります。

この記事では、「海産物」「水産物」の違いを分かりやすく説明していきます。

気になっていた疑問を、明らかにしていきましょう。

「海産物」とは?

海産物(かいさんぶつ)とは、海で獲れるもの。

ホタテやいくら、ウニやカニなどです。

漁師さんが海に出て漁船で釣ってきたもの、磯で獲ったものが海産物です。

海産物は「海の産物」と書きます。

産物とは、その土地から育まれたもの。

そのため海から生まれたものは、すべて海産物と呼んでいます。

今朝釣ったばかりの鮮魚も海産物。

干物や瓶詰に加工した食品も海産物です。

海産物にはオメガ3やDHAなどの、体にうれしい栄養成分もふくまれています。

健康志向が後押ししていることもあり、日本でも海産物は大人気です。

鮭の切り身、明太子の詰め合わせ、銀だらの西京漬けなど「海産物セット」はお中元やお歳暮など、高級ギフトとしても人気があります。


「水産物」とは?

水産物(すいさんぶつ)とは、海や湖・清流など、水辺で獲れるもの。

イワナやアルプスサーモン、ヤマメなどです。

海や川で釣れたもの、加工したものを水産物といっています。

水産物は「水の産物」です。

水辺で暮らす生き物には、海に住んでいるもの、川に住んでいるものなど色々います。

水の中で育つ魚や藻、貝などを獲って捕まえたものが水産物です。

またこうした産業のことを、水産業と呼んでいます。

清らかな水が流れる日本には、多くの有名河川があります。

季節ごとに獲れる、鮎やうなぎは脂がのってその味わいも格別です。

また暖流と寒流が交差する日本海や太平洋には、多くの魚が集まります。

春夏秋冬と豊かな表情をみせる、日本の水産物。

手軽においしく、日本の四季を頂きたいものです。


「海産物」と「水産物」の違い

どちらも人気のグルメです。

「海産物」「水産物」の違いを、分かりやすく解説します。

・海生まれは「海産物」、水生まれは「水産物」
「海産物」「水産物」の違いは、どこで獲れたかです。

海で獲れたものは海産物。

海をふくめた磯・河川・湖・沼で獲れたものは、すべて水産物です。

そのため水産物という大きなジャンルの中に、海産物が入っていることになります。

海産物の人気グルメには、カニ、明太子、海老などがあります。

また水産物の人気グルメには、ニジマス、鮎、うなぎなどが挙げられます。

海産物も水産物も、日本のフレッシュな海や川で獲れたもの。

四季折々の豊かな味わいを堪能できます。

まとめ

「海産物」「水産物」の違いを分かりやすくお伝えしました。

どちらも水にまつわる、日本のおいしいグルメです。

海産物は海で獲れたもの。

シーフードのことです。

そして水産物は海や清流など「水辺で獲れたものすべて」になります。

日本にはいい釣り場が多いこともあり、年間通しておいしい魚介類がたくさん獲れます。

日本でしか味わえない海や川の幸を、贅沢に味わいたいものです。

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