「激昂」と「激怒」の違いとは?分かりやすく解釈

「激昂」と「激怒」の違い違い

この記事では、「激昂」「激怒」の違いを分かりやすく説明していきます。

「激昂」とは?

「激昂」とは、感情が高ぶる、興奮状態になって激しく怒ることという意味になります。

それまでの態度から、急激に変わり怒り出すといった状態を「激昂」と言い表すことができます。

「その写真を見た瞬間、彼は激昂した」「彼女は激昂して、そのまま出て行った」「あの子は昔からちょっとしたことでも、激昂する癖がある」などと使います。


「激怒」とは?

「激怒」とは、その字の通り、「激しい怒り」「激しく怒る」という意味になります。

通常の怒りよりも、度合いが強いということになりますので、普段それほど怒らない人が「怒りの感情」をはっきりと見せた場合は「激怒している」と表現することができるでしょう。

「温厚な彼女があれほど激怒するとは驚いた」「今回のミスに、父が激怒している」などと、使います。


「激昂」と「激怒」の違い!

「激昂」「激怒」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも「怒り」という感情を表す言葉という共通点がありますが、微妙な違いがありますので見ていきましょう。

「激昂」は感情の高ぶりという意味があります。

つまり冷静さを失った、感情的な怒りという時に「激昂」は当てはまるわけです。

一方の「激怒」とは激しく怒るという意味ですので、何か許せない大きな問題が起こった時に使います。

また、必ずしも興奮状態ではなく、静かに、無言で「激怒」することも可能です。

それが「激昂」「激怒」の違いとなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「激昂」「激怒」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

同じ「激しい怒り」であっても感情的か、そうでないかで使い分けるようにしましょう。

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