日本住宅は昔から木材建築が主流でした。
最近では建築材質が大きく変わってきましたが、まだまだ木材のニーズが少なくありません。
その中で「無垢材」「白木」という言葉が出て来るのですが、どのような違いがあるのでしょうか?
そこでこの記事では、「無垢材」と「白木」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無垢材」とは?
「むくざい」と読む「無垢材」は、「自然な状態の木材のこと」を指しています。
木材は「集成材」というものもありますが、「薄くした木の板を接着剤で合わせてブロックの形状に加工した木材です。
これに対して「自然な木材」なのが「無垢材」。
「無垢材」の特徴は湿度が高い特に湿気を吸い取り、逆に低い環境では放出してくれる特性があるのです。
その結果、部屋の中が適度な湿度に保たれます。
その一方で放湿による収縮で床に隙間ができてしまうこともあります。
「白木」とは?
「白木」は「しらき」と読みますが、「樹皮を除去しただけの色付け・塗装がされていない木」を指しています。
白い木の表面と手触りはいい点が特徴。
樹皮が剥かれているだけで、ニス塗装など表面処理がされていません。
地のままの感触で木本来の美しさと手触り感がいいのです。
但し、汚れがつきやすいという点が欠点でもあり、水分を吸収しやすく乾拭きがベースとなっています。
「無垢材」と「白木」の違い
では、ここで「無垢材」と「白木」の違いを見て行きましょう。
「無垢材」は、年月が経過することで色が変化したり、独特の艶が生まれてきます。
しかし、白木も同じような特性を持っており、湿気を吸収しやすいら木材建築が主流でした。
最近では建築材質が大きく変わってきましたが、まだまだ木材のニーズが少なくありません。
その中で「無垢材」「白木」という言葉が出て来るのですが、どのような違いがあるのでしょうか? そこでこの記事では、「無垢材」と「白木」の違いを分かりやすく説明していきます。
「無垢材」の例文
・『ウチの家に使われている柱は無垢材なので、10年経っていい色合いを醸し出している』
・『この家の床には無垢材が使われているのでね、どうりで足が冷えないと思った』
「白木」の例文
・『白木は木目がキレイだから、室内空間が爽やかなんだ』
・『白木を使った家って殺菌効果があるって知ってる?』
まとめ
ここまで「無垢材」と「白木」の違いを見てきましたが、個々の特性を理解しつつ、住まい探しをするのもいいかもしれません。