「無駄足」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「無駄足」とは?意味と使い方

この記事では、「無駄足」の意味を分かりやすく説明していきます。

「無駄足」とは?意味

他のことのついでではなく、そのことのために行ったのに、何の役にも立たないことという意味です。

無駄には、役にたたない、それをしただけの値打ちがないという意味があります。

足とは人間の体の部位でくるぶしから下のことですが、行くこと、来ることもいいます。

こういったことから「無駄足」は、行っても役に立たないという意味になります。


「無駄足」の概要

楽しみにしていてどこかに行ったのに、楽しみ事ができなかった、そんなことがあるのではないでしょうか。

たとえば、話題の飲食店に出かけることです。

ある飲食店がSNSで話題になっています。

この店の料理はおいしいだけでなく、見た目も素晴らしいのです。

インスタ映えする料理です。

見た目を楽しむことができ、食べて楽しむこともでき、連日多くの人でにぎわっています。

自分もここの料理を食べてみたい、SNSにアップしたいと思い、その飲食店に出かけてみました。

しかし、自分が行った日は定休日でした。

この店は1週間に1回休みがあるのです。

それを知らずに出かけてしまったため、料理を食べることができませんでした。

料理の写真を撮ったり、食べたりすることだけを目的に出かけました。

他のことのついでではありません。

それなのに、目的を果たすことができませんでした。

出かけたことは無駄だったといえるでしょう。

このさまを意味する言葉です。

出かけたのに何にもならなかった、ということにならないようにするためには、飲食店の場合だと定休日を確認しておくことが大切です。

ホームページを持っている店なら、そこに記載されています。

ホームページがない場合は、電話で問い合わせるとよいでしょう。

また、有名な店の場合だと、そこに出かけた人が書いたブログなどに定休日が記載されていることがあります。


「無駄足」の言葉の使い方や使われ方

その目的のためだけに行ったのに、何にも役に立たないという意味で使用をします。

何かのついでで行く場合は、行ったことが役に立たなかったとしても、この言葉は使用しません。

そのためだけに行った場合をいいます。

また、何か収穫があった場合にも使用しません。

本来の目的は達成することができなかったけれど、別の何かを得ることができた場合には、この言葉を使用しないことが一般的です。

「無駄足」の類語や言いかえ

「徒労」が似た意味を持つ言葉です。

苦労をしたけれど、それが役に立たないことを意味します。

限定品を購入するために朝早くでかけたとします。

早起きをしたり、外出をするのには苦労が伴います。

苦労をしたけれど限定品を手に入れることができなかったら、出かけたことは「徒労」であったといえるでしょう。

まとめ

そのためだけに行ったのに何にも役に立たないことを意味する言葉です。

欲しかったものを手に入れるために、食べたいものを食べるためになどで出かけたのに、それを達成することができないことをいいます。

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