日本では梅雨が明けた7月中旬頃から、本格的な暑さがやってきます。
この期間は「真夏日」や「熱帯夜」が続いてしまうこともあります。
この記事では、「熱帯夜」と「真夏日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「熱帯夜」とは?
「熱帯夜」とは、夜間の最低気温が25度以上の暑苦しい夜のことを言います。
夜になっても気温が下がらず、寝苦しいので、睡眠不足や熱中症などが起こりやすくなります。
真夏は暑いので、その影響を受けることもありますが、台風によるフェーン現象で、気温が夜になっても下がらないこともあります。
いずれにしても、「熱帯夜」は、体調管理に十分に気を付けたいものです。
冷房を適切に使用したり、保冷機能のある物をうまく活用したりして、暑さ対策に繋げたいものです。
「真夏日」とは?
「真夏日」とは、最高気温が30度以上の日のことを言います。
日本では真夏になると、このように「真夏日」が続きます。
さらに気温が高くなり、最高気温が35度を超えると、「猛暑日」となります。
暑すぎる日は熱中症などのリスクが高まりますので、十分な水分補給や休息など、暑さ対策が重要不可欠となります。
また、真夏は冷房の効いた部屋と、屋外との気温差が大きくなります。
そのため、自律神経の働きがうまく行かなくなり、体調を崩しやすくなってしまうので注意が必要です。
「熱帯夜」と「真夏日」の違い
「熱帯夜」と「真夏日」の違いを、分かりやすく解説します。
「熱帯夜」は夜間の最低気温が25度を下回らない暑苦しい夜のことを言います。
また、「真夏日」は最高気温が30度以上になる日のことです。
どちらも、真夏に起こりやすく、しかも何日も続いてしまうことがあります。
暑さで睡眠不足になったり、冷房との気温差などで、体調を崩しやすくなってしまいます。
「熱帯夜」や「真夏日」で気を付けたいのが熱中症です。
こまめな水分補給を心がけ、いつも以上に休息時間を多くするようにしましょう。
また、疲労が溜まりやすい時期などで、夏バテ対策として、ビタミンB1を含む食品などを積極的に摂るようにしたいものです。
同時に、過度の冷房による体調不良も気を付けるようにしましょう。
長時間、冷房の効いた部屋にいることで、真夏でも体が冷え切ってしまい、体調を崩してしまうことがあります。
真夏の体調管理は難しいところがありますが、自分の体調の変化に早めに気付き、速やかに対処していくことが必要です。
まとめ
最近の日本の夏は以前に比べると、全体的に気温が高くなっているとも言われています。
その要因はいろいろあるようですが、「熱帯夜」や「真夏日」、さらには「猛暑日」が増えているようです。
暑すぎる影響で、作物や、魚介類、または他の生き物への影響も懸念されます。
自然環境の変化も大きな要因となっているのかもしれません。
できるだけ過ごしやすい夏にしていくためにも、今後もさまざまな対策が必要となっていくでしょう。