「納得」と「共感」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「納得」と「共感」の違いとは?違い

この記事では、「納得」「共感」の違いを分かりやすく説明していきます。

「納得」とは?

他人の考えや行動などを十分に理解し得心することを意味する「納得」

「納得」の場合、自分の意見や考えと相手の意見や考えが合致し初めて「納得」できるほか、相手の考えを受け入れ初めて「納得」するものとなります。

そのため、「納得」の類語は、「了解」「調和」「賛成」「合意」「理解」「承諾」「同意」といったものとなります。


「納得」の使い方

「納得」は主に「納得する」「納得できない」「納得がいく」「納得がいかない」といった使い方となります。

また、相手に対し「納得させる」「納得させた」といった使い方もあります。


「共感」とは?

「共に感じる」と書いて、「共感」

他人の意見や感情などに対し、その通りだと自分自身も感じることを「共感」と言います。

そのほか、他人が体験しているものに対し、自分のことのように感じる場合も「共感」という言葉を用います。

つまり、「共感」は、相手を理解することだと言えるのです。

そのため、「共感」の類語は、「同調」「意思疎通」「同感」「シンパシー」「感情移入」などとなります。

「共感」の使い方

「共感」の使い方は、「共感する」といったようなものだけでなく、「共感を覚える」「共感を呼ぶ」といったほか、「共感性」「共感の嵐」といった言葉もあります。

「納得」と「共感」の違い

相手の考えや気持ちに対する同感の仕方が異なる「納得」「共感」

「納得」の場合、お互いの考えを受け入れる場合や片方の考えを受け入れることで初めて成立するのに対し、「共感」の場合は、必ずしも、相手の考えを受け入れる必要まではなく、そのような考えもあるのだと感じ、支持することができれば「共感」となります。

そのため、「納得」の場合は、相手に対し説得が必要になるものの「共感」の場合は、説得などは不要で、別に賛同してもらう必要もありません。

「納得」の例文

・『まだまだ、先生の話だけでは、納得できないことがたくさんあります。』

・『納得のいかない方法でどれだけやっても、やはり、上手くいきませんでした。』

・『夫の意見に納得し、夫が決めた転職を応援することにしました。』

・『お笑い芸人になりたいという息子に諦めるよう説得し、やっとの思いで納得させることができた。』

「共感」の例文

・『常に正しい意見を言う彼には共感を覚えます。』

・『どれだけ聞いても、あなたの話に共感することはできません。』

・『今回のドラマの最終回は、多くの視聴者の共感を呼ぶものとなりました。』

・『共感を持つ仲間同士が集まり、イベントを開催することになりました。』

まとめ

微妙ではあるものの意味が異なる「納得」「共感」

その意味の違いを踏まえ「納得」が適した言葉なのか、「共感」が適した言葉なのか、見極め使い分けることが大切です。

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