この記事では、「結構」と「相当」の違いを分かりやすく説明していきます。
「結構」とは?
「結構」は優れていて欠点がない場合に用いる言葉ですが、他にも相手からの移行などを断る場合、「結構」とすることで余計であると表現が可能です。
「結構」の使い方
「結構」は相手の提案を断る場合、率直に「結構」と述べるだけで相手の提案が余計であると表現可能です。
他にも、相手の方が優れている場合、「結構強い」や「結構勉強ができる」などと言葉を用いれば相手が自分よりも優れていることが表現できます。
「相当」とは?
「相当」は自分から見て同等程度の実力であるという意味と自分から見てかなり手ごわい相手であるという言葉になります。
「相当」の使い方
「相当」は価値を比較した場合、同じ位の価値であるとすることができますが、実力などを「相当」と評価した場合、自分から見て手ごわい相手であると記すことが可能です。
「結構」と「相当」の違い
「結構」は相手を否定することができ、かつ自分よりも能力が高いとすることが可能ですが、相当は相手の意向などを否定することができないという違いがあります。
意味合いにおいては両者ともに相手の実力などが自分よりも上であるとする言葉ですが、相手の意向を否定することに用いることができる分、「結構」という言葉の方が違いにおいて相手を否定することが可能という点があります。
「結構」の例文
・『この人、結構強い』
この例は、対象者が自分から見て能力が高く強いという意味です。
「結構」は自分から見て優れているかを示すのでこの場合強いという部分が相手の戦闘力が上であるとします。
・『もう結構です』
この例は、相手を否定する例で、「結構」は相手を否定し、それ以上話をさせないようすることが可能です。
「相当」の例文
・『相当の手練れだ』
この例は、対象者がかなりのつわものであるという例です。
「相当」は自分から見て優れているという意味なのでこの場合、かなりのつわものであるという意味です。
・『相当な覚悟が必要』
この例文は、自分から見て覚悟を持つ必要性があることを示します。
対象者に自分の目から見て覚悟が足りない場合、相手の大して我慢を強いるということです。
まとめ
「結構」と「相当」ですが「結構」は相手を否定することができかつ自分から見て能力が高いという意味になりますが、「相当」は自分にふさわしいか、自分から見て能力が高いという意味になり、相手を否定することはできないです。
自分にふさわしいとする場合、何々に「相当する」とすることで自分にどのくらいのものがふさわしいとできるのです。
なお、結構ですが、相手の考えや提案を否定し、それ以上話を進めないようする場合に、「結構」というだけでかなり強めに相手に対して、不要な提案であるため拒否をするという強い口調で相手の提案などを否定することができるため「結構」という言葉は良い意味でも悪い意味でも相手を否定することが可能です。