この記事では、「胸躍らせる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「胸躍らせる」とは?意味
「胸躍らせる」は、期待でワクワクすることで鼓動が早まったり気分が高揚するが故気持ちが先走ることですが、それと同時に不安で悪い方向に気持ちが先走ることも「胸躍らせる」です。
らせるとあるように、自発的にそう仕向けるのがこの言葉で、これは自分の感情がそういった方向に向くように仕向けています。
逆に感情が一切欠如していて、楽しいことを楽しいと感じない、恐ろしいことを不安や恐怖という感情を持たない人物は「胸躍らせる」ことはありません。
「胸躍らせる」の概要
「胸躍らせる」は、感情という物の流れが昔は頭脳ではなく心臓にあると考え、心臓の鼓動が速くなったりするが故、「胸が躍る」と呼び心臓の鼓動が早まったとしました。
そしてこの心臓の早まりは、楽しいことや不安を感じた場合に鼓動が速くなるため、それを行っているのはだれかということになり、「胸躍らせる」となり、自発的に自分の感情がそうさせているとしました。
その上で、「胸躍らせる」はマイナスの要因にも適応されるのは、不安でも心臓の回転が早まるが故、マイナスの方向に事が動いても「胸躍らせる」となります。
ですが、あくまで人間が持つ心情を処理するのは脳で脳の信号が不安定になることで様々な臓器が異常を起こすため、事実としては人間の心情を処理するのは脳です。
「胸躍らせる」の言葉の使い方や使われ方
「胸躍らせる」は、わくわくするか不安に陥り、心拍が上昇するような状況にあることを言うために使用します。
「胸躍らせる」を使った例文
・『期待と不安に胸躍らせる』
この例は、期待と不安で心拍が上昇するという例です。
「胸躍らせる」はいわば心拍が上昇するような出来事のことでこのケースでは期待と不安との両者がその要因で期待と不安がどのようなものであるかは説明されていません。
・『胸躍らせるだけの要素がこのゲーム大会にあるか?』
この例は、不安や期待の他楽しみのような要素がゲーム大会にあるかどうかを説いています。
つまり、この人物はゲーム大会はつまらない大会で終わると予見しています。
まとめ
「胸躍らせる」は、いわば、心臓の鼓動がどうなるかを言い払わす表現法で心拍の上昇によってプラスであるかマイナスであるかを表します。
その上で、この言葉は、自己側に心拍の上昇の決定権があり、マイナスになるかプラスになるかも決定権は自分の行動や考えです。
逆に「胸躍らず」というのは、まったく心臓の鼓動が上昇する要素がないことでいわば退屈を指す言葉で不安も無ければ、楽しみもなく何もない状況を意味します。
その為、女性に対して「胸躍らせる」とした場合その女性には不安と期待がありますが、「胸躍らず」は、不安も無ければ期待すらできないということになり「胸躍らず」や「胸躍らせる」を例え心の中で思っていても両者の言葉は失礼に当たります。