この記事では、「腹立たしい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「腹立たしい」とは?意味
怒りたくなるほどしゃくにさわる、不愉快だという意味です。
怒らずにはいられないほどの不愉快さがあり、それの気持ちを外に向けたい場合をいいます。
腹は、人間でいうと体の真ん中あたり、腰の上、胸の下の部分のことです。
「腹立たしい」という場合は、体の部位を指しているのではなく、心の中を意味しています。
立たしいは立つのことで、立つには感情がたかぶるといった意味があります。
「腹立たしい」の概要
他人のしたこと、いったこと、自分がしたことなどに、怒りたくなるほど不愉快になることがあると思います。
そのとき気持ちを意味する言葉です。
夫の態度のことで説明をします。
夫は、飲み物を冷蔵庫から出して飲んだ後に、飲み物をしまってくれません。
いつもテーブルの上に置きっぱなしで、テーブルには水滴が付着してしまいます。
脱いだ靴下はそこらへんに放置しています。
洗濯カゴの中に入れておいてといっても、毎回そこらへんに放置しています。
トイレから出てきたときに電気を消してくれません。
そのため、夫がトイレを使った後は長時間電気がつけっぱなしで電気代が気になります。
電気を消すようにと何度もいっているのですが改善されません。
こういった夫の態度に対して妻は非常に不愉快な思いをしています。
夫に怒鳴りたいほどの不愉快さです。
このときの妻の気持ちが「腹立たしい」が意味するものです。
今度はバーベキューのマナーで説明をします。
河原でバーベキューをしていました。
別のグループもそこにいて、バーベキューを楽しんでいるようです。
そのグループの人たちを見ていると、ゴミをポイ捨てする、汚れた水を川に流す、草木を折るといったことが目に付きました。
こういった行為は自然を破壊し、マナー違反です。
自分たちはしっかりとゴミを持ち帰るし、汚れた水を川に流すことはありません。
きちんとマナーを守っている人がいる一方、守らない人がいるのは非常にしゃくにさわります。
思わず怒鳴りたくもなってきます。
このときの気持ちを意味する言葉です。
「腹立たしい」の言葉の使い方や使われ方
怒鳴りたくなるほどしゃくにさわる気持ちや、不愉快なさまに対して使用をします。
その気持ちを外に向けたいときに使用する場合が多いです。
自分がやった行為に対してよりも、他人がやった行為に対して抱く不愉快な気持ちに使われています。
「腹立たしい」の類語や言いかえ
「いまいましい」が似た意味の言葉です。
非常にしゃくにさわるさま、不愉快なさまを意味します。
他人がやった行為に対して抱く気持ちにも、自分の行いに対して抱く気持ちにも使います。
まとめ
人それぞれ考えが違うので、他人のしたこと、いったことに対して不愉快になることがあります。
この言葉は、非常に不愉快でそれによって怒鳴りたくなるような場合を意味しています。