この記事では、「自虐風自慢」の意味を分かりやすく説明していきます。
気になるトレンド語を、自分の物にしていきましょう。
「自虐風自慢」とは?意味
自虐風自慢(じぎゃくふうじまん)とは自虐ネタのように見せかけた、自慢話のこと。
聞いていて不快になるような、自分ネタを披露する人につかいます。
「いたいけなフリをしているけど、自慢したいだけだよね?」と冷めてしまった時に用います。
「自虐風自慢」はSNSでよく使われている言葉です。
あからさまな自慢話ではないけれども、ずっと聞いていると自分のネタばかり話されて、うんざりするようなシーンで用いられます。
例えば「私ってオジサンとしか、付き合ったことがないんだよね」と言われた場合。
自虐ネタを披露しているように思えますが、恋人がいない女性にとっては、ただの自慢話としか思えない場合もあります。
聞いている人の立場を考えない、思いやりのない会話が「自虐風自慢」です。
「自虐風自慢」の概要
「自虐風自慢」はもともと、2ちゃんねるの掲示板で使われていた言葉です。
卑屈な自分のネタを話しているように見せかけて、思いっきり自画自賛している人を批判するコメントとして生まれました。
この手のトークを永遠にされると、いくらネットの場でも引いてしまいます。
みんな心の中では「自分が1番かわいい」と思っているもの。
他人の話ばかりされると、自然に興ざめしてしまうのです。
また自分のネタばかり話されると「私の方がレベルが高い生活をしている」と言われているようで、嫌な気分になります。
何事にもバランスは重要。
周りの空気を読みながら、会話美人になっていきたいものです。
「自虐風自慢」の言葉の使い方や使われ方
「自虐風自慢」はこのように使います。
・『あんなに美人なのに、目が小さいって悩んでたよ。自虐風自慢だよね』
・『このあとサークルの飲み会。先輩の自虐風自慢に気をつけます』
・『部長、また残業で寝てないんだって。自虐風自慢かもね』
「自虐風自慢」は自分のネタばかり話して、ひそかに自慢してくる人に使います。
うんざりする人、厚かましい人に用いられます。
その人のいない場所で、こっそり使用していきましょう。
「自虐風自慢」の類語や言いかえ
「自虐風自慢」はこのような言葉に置きかえできます。
・間接自慢
・マウントを取る
間接自慢とはSNSにアップする写真を通して、さり気なく自慢すること。
また「マウントを取る」は山に登って見下ろすように、自分のステータスを自慢してくる人に用います。
色々な言葉や写真があふれている今、他人の自慢話から逃げにくい状況が生まれているようです。
まとめ
「自虐風自慢」の意味や使い方をチェックしました。
「自虐風自慢」とは自虐ネタに見せかけて、自慢話にもっていくトークのこと。
天狗になっている人を批判したい時に、SNSで用いられています。
ストレスを発散させたいシーンで、こっそり使ってみてください。