「衆知を集める」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「衆知を集める」

「衆知を集める」とは多くの人たちの持っている知恵を聞くこと。

あるいは、意見を聞くこと、という意味です。

「衆知を集める」の意味

たくさんの知恵を聞き、集める、といったイメージですね。

使用例は少ないのですが、知っているとかっこいい、ちょっとこだわった語句を身に着けている、と思われる言葉だと思います。

「衆知を集める」の言葉の使い方

衆知、とは多くの人が持っている知恵やアイデアなどを言います。

何か困難に立ち向かおうとしている人が、周りの人からのアイデアを集め、打開していくというシーンで使えるかと思います。

仕事でも、人間関係でも日ごろ周りにある問題を解決するのに一人では決めきれないことも、たくさんの人の意見を聞くことによって解決に向かうことがありますよね。

「衆知を集める」とはまさにそういった意味の言葉になります。

似たような言葉で「周知」という言葉がありますが、そちらとは意味合いが全く違ってきます。

「この関係を周知する」などで使われている「周知」は、周りに知らせる、という意味の言葉で、今回の「衆知」はたくさんの人の意見、アイデアを集める、という意味の言葉です。

響きも同じで間違えやすいですが、意味は全く違うこされていますので、間違えないように注意が必要です。

「衆知を集める」を使った例文・短文(解釈)

「衆知を集める」の例文1

「衆知を集めて問題に取り組む」

解釈:いろいろな人の意見を集めて問題に取り組む。

この言葉を使うときにいちばん使われる例文だと思います。

「衆知を集める」の例文2

「この分野の衆知を集めて、解決するための道を探す」

解釈:何か問題が起こったときに、その分野の人の意見をたくさん集めて解決するために尽くすこと。

問題解決のために専門分野の人の意見を集めること。

「衆知を集める」の例文3

「日本人は衆知を集める国民だ」

解釈:有名な松下幸之助の言葉です。

たくさんのいろいろな意見を聞き、改良を重ね、いいものを作ってきた、ということをこの言葉に込めたのだと思います。

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