「設備屋」と「水道屋」の違いとは?分かりやすく解釈

「設備屋」と「水道屋」の違いとは?違い

この記事では、「設備屋」「水道屋」の違いを分かりやすく説明していきます。

「設備屋」とは?

まず、「設備」(せつび)とは必要な建物、機器などを備えつけることを言います。

「屋」(や)とは、それを売買する人や家。

を表すことから、「設備屋」(せつびや)というのは、必要な機器を備え付ける専門にする人を意味します。


「水道屋」とは?

まず「水道」(すいどう)とは、生活のために、川や湖の水を引いて、供給や処理する事業、施設のことを言います。

「水道屋」(すいどうや)は水の供給や処理を専門とする人を言います。


「設備屋」と「水道屋」の違い

「設備屋」「水道屋」の違いを、分かりやすく解説します。

「設備屋」といってもその仕事内容は様々です。

「設備屋」が行う、設備工事とは、主に建物の電気、ガス、通信、防災や消火の設備をつくる仕事です。

以下の工事があります。

・電気工事、電気通信工事
電気工事は、照明配置、配線に関する作業などを行います。

電気通信工事は、電話やインターネット、テレビなどの有線、無線に関する作業を行います。

・管工事
管工事は空調や上下水道、ガスに関わる給排水や衛生設備に関する作業です。

・機械器具設置工事
機械器具設置工事 主にエレベーターなどを現地で建設する作業をします。

となります。

個人宅では、
・電気工事、電気通信工事
・管工事の中で空調設備
・管工事の中で給排水衛生設備
の主に3つの「設備屋」に分かれます。

電気関係の設備屋は電気配線や通信機器配線、電気器具の取り付けなどが主な業務となります。

このことから、「電気屋」と言われることもあります。

空調関係の設備屋は空調のダクトや配管の工事を行うことから「エアコン屋」と愛称で呼ばれることもあります。

給排水衛生関係の設備屋は給排水の配管工事やトイレやキッチン、洗面台、浴室などの水まわり設備や付属機器の設置などが主な業務となり「水道屋」と言われることもあります。

得意分野によって呼ばれ方が違うということです。

また、「水道修理屋」=「水道屋」のイメージがある人多くいますが、一般的に、「水道修理屋」は配管のことがわからないので水道設備屋「水道屋」に外注作業してもらいます。

配管を作業できるのには設備技術が必要です。

まとめ

今回は「設備屋」「水道屋」の違いを説明しました。

「設備屋」は必要な機器を備え付ける専門にする人を言います。

「水道屋」「設備屋」の中で、水の供給や処理を専門とする人を言います。

「設備屋」「水道屋」の違いは明確ではありません。

「水道屋」は水道の工事をしたりトラブルを解決したりする仕事。

設備屋は水道の仕事だけではなく、電気や空調など他の設備工事もすることがあります。

設備を頼みたい時には、しっかりと内容を確認して、専門性の高い設備屋に依頼することがポイントです。

たくさんの「設備屋」「水道屋」の中から、信頼と実績のあることをしっかりと見極めて依頼しましょう。

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