この記事では、「謂れのない物語」の意味を分かりやすく説明していきます。
「謂れのない物語」とは?意味
「謂れのない物語(いわれのないものがたり)」とは、「客観的に示せる根拠がない作られたお話(ストーリー)」を意味しています。
「謂れのない物語」というのは、「第三者とも共有できる客観的事実に基づいているわけではない、理由や根拠がないお話」を意味している言い回しになります。
簡単に言えば、「謂れのない物語」とは「でっちあげられた事実ではないお話+根拠のない虚構に基づく物語」を示唆しているのです。
「謂れのない物語」は皇室の眞子様が小室圭さんとの結婚会見の場で、「謂れのない物語が広がる恐怖心」という言い方をしたことでクローズアップされた表現なのです。
「謂れのない物語」の概要
「謂れのない物語」という文章は、「謂れのない(謂れない)」と「物語」を組み合わせてつくられているものです。
「謂れのない(謂れない)」の表現は、「そのように言われるべき正当な理由がないこと」や「それを主張するための第三者に呈示できる根拠がないさま」を意味しています。
「物語」の言葉には、「色々なテーマについて話すこと・昔話(昔から伝承されている話)」があります。
「謂れのない物語」という時の「物語」は、「ある人の想像や体験に基づいて散文形式で書かれた創作的な文学作品やその形態」といった意味合いが強くなっています。
「謂れのない物語」という言い回しは日常生活の話し言葉(口語)としてはほとんど使われることがないもので、眞子様が小室圭さんとの結婚会見において「謂れのない物語が広がる恐怖心」と述べられたことで改めて注目が集まることになった言葉なのです。
「謂れのない物語」の言葉の使い方や使われ方
「謂れのない物語」は、「相手があなたに関連する事柄について、事実であるという前提で語っている内容に納得できない場合」に使うという使い方になります。
「謂れのない物語」という言い回しは、「きちんとした根拠や理由を示せていない、いい加減なお話」や「捏造・創作を伴っている作り話」といった意味合いで使われていることが多いのです。
例えば、「噂話によって広まった謂れのない物語を信じているようですが、私はその物語が事実であるとは思っていません」などの例文で使用することができます。
「謂れのない物語」の類語・言い換え
・『根拠のない物語』……第三者にも示すことができる拠り所や証拠のないストーリー。
きちんとした理由が伴っていない、ある人によって(ある意図に基づいて)つくられたお話。
・『でっちあげのストーリー』……実際にはなかったことを、まるであったかのように捏造してつくりあげたストーリー。
意図的に人をだましておとしいれるためにつくられた虚構のお話。
・『虚偽(きょぎ)・虚言(きょげん)』……客観的な事実とは異なっている嘘やいつわり。
真実に反している嘘の言葉。
まとめ
「謂れのない物語」という文章の意味・概要・使い方について解説しましたが、いかがでしたか。
「謂れのない物語」とは、「客観的な根拠のない適当な作り話・事実ではないつくられた話」を意味しています。
「謂れのない物語」という文章的な表現の意味・使い方について詳しくリサーチしたい人は、この記事の内容を確認してみてください。