「難しい」と「厳しい」の違いとは?分かりやすく解釈

「難しい」と「厳しい」の違い違い

この記事では、「難しい」「厳しい」の違いを分かりやすく説明していきます。

「難しい」とは?

「難しい」の意味と使い方について紹介します。


「難しい」の意味

「難しい」「むずかしい」と読みます。

意味は「複雑で分かりにくく、覚えられない」「解決するのが不可能に近いこと」「実現するのが不可能にちかいこと」「状況が込み入っていて対処しにくいこと」「扱いが面倒な人のこと」「不機嫌な表情」です。


「難しい」の使い方

「難しい」には数多くの意味がありますが、日常で使うのは以下の6つです。

1つ目は「複雑で分かりにくく覚えられない」という意味で、「漢字が難しい」などと言います。

2つ目は「解決するのが不可能なこと」という意味で「難しい問題」などと言います。

3つ目は「実現するのが不可能なこと」という意味で「探すのは難しい」などと言います。

4つ目は「事情などが込み入っていて対応しにくいこと」という意味で「人間関係が難しい」などと言います。

5つ目は「扱いが面倒な人」という意味で「難しい年頃」などと言います。

6つ目は「不機嫌な表情」という意味で「難しい顔をする」などと言います。

上記に共通するのは、「思いどおりに実現できないこと」という点です。

「厳しい」との違いは「実現できない」というニュアンスが強いことです。

「厳しい」とは?

「厳しい」の意味と使い方について紹介します。

「厳しい」の意味

「厳しい」「きびしい」と読みます。

意味は「きつくて少しのゆるみも許さない様子」「困難が多くて苦労する様子」「ものごとの程度が著しい様子」「ものごとが緊迫している様子」です。

「厳しい」の使い方

「厳しい」にも数多くの意味がありますが、日常で使うのは以下の4つです。

1つ目は「きつく締まっていて少しのゆるみも許されない様子」と言う意味で「厳しいしつけ」などと言います。

2つ目は「困難が多くて苦労する様子」という意味で「生活が厳しい」などと言います。

3つ目は「ものどごの程度が著しい様子」という意味で「厳しい自然環境」などと言います。

4つ目は「ものごとが緊迫している様子」という意味で「厳しい表情」などと言います。

上記に共通するのは「規則や判断などにおいて、容赦なく妥協しない」という点です。

難しいとの違いは「妥協しない、できない」というニュアンスが強いことです。

「難しい」と「厳しい」の違い!

「難しい」「あることが思いどおりに実現できないこと」です。

「厳しい」「規則や判断などにおいて、容赦なく妥協しない様子」です。

まとめ

今回は「難しい」「厳しい」の違いをお伝えしました。

「難しいは実現できない」「厳しいは妥協しない、できない」と覚えておきましょう。

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