この記事では、「sql」と「mysql」の違いを分かりやすく説明していきます。
「sql」とは?
「sql」とは、データベースをコントロールするための言語です。
「sql」という言葉は“Structured Query Language”の頭文字を取ったもので、「構造化問い合わせ言語」を意味しています。
しかし、国際標準化された「sql」は「シーケル」という読み方で、何らかの略語ではないとされています。
「sql」というのは、「関係データベース管理システム (RDBMS)」にクエリを行うことで、細かく制御することができる専用のデータベース言語なのです。
「sql」を適切に使用することで、数万件~数百万件のデータを保管しているデータべース効率的に制御することができます。
「sql」で操作することが可能なデータベースには、「MySQL・PostgreSQL・Oracle・SQLite」などがあります。
「mysql」とは?
「mysql」とは、「CおよびC++で書かれたオープンソースのデータベース」のことです。
「mysql」というのは、「誰でも無料で利用できるようにオープンにされている関係データベース管理システム(RDBMS)」を意味しています。
「mysql」という名前の由来は、共同設立者ミカエル・ウィデニウスの娘の名前「My」と「Structured Query Language=SQL」を合わせたことにあります。
MySQLは世界でもっともよく使われているポピュラーなデータベースです。
「facebook・Twitter・YouTube」といったグローバルなWebサービス・SNSでも採用されていることから、非常に大規模なデータの管理を行うことが可能です。
「sql」と「mysql」の違い
「sql」と「mysql」の違いはシンプルなもので、「mysql」が「無料で使えるオープンソースの関係データベース管理システム(RDBMS)」を意味していて、「sql」が「mysqlを含めたデータベースを制御するための言語」を意味している違いになります。
「mysql」は、「個人ブログのような小規模データベース」にも「グローバルにサービスを展開するfacebook・Twitterのような極めて大規模なデータベース」にも使うことができる適用範囲の広いデータベースになっています。
「sql」は、「MySQL・Oracle・PostgreSQLなどのデータベースに対してデータの検索・更新・追加・削除などのさまざまな命令を送ることができるデータベース言語」になっている点が異なっています。
まとめ
「sql」と「mysql」の違いについて分かりやすく説明しましたが、いかがでしたか?
「sql」とは、「データベースを検索したりデータを挿入したりして制御するための専用の言語」を意味しています。
「mysql」は、「世界的なWebサービスでも使われているポピュラーで高機能なオープンソースのデータベース」を示している違いがあります。
「sql」と「mysql」の違いについて詳しくリサーチしたいときは、この記事の内容をチェックしてみてください。