この記事では、畳の「表替え」と「新調」の違いを分かりやすく説明していきます。
畳の「表替え」とは?
畳の「表替え」の意味と概要について紹介します。
畳の「表替え」の意味
「表替え」は「おもてがえ」と読みます。
意味は、「畳床はそのままで、畳表と畳縁のみをはがして新品に張り替えること」です。
畳の「表替え」の概要
畳の「表替え」は、畳床はそのままの状態で、古くなった畳表と畳縁のみをはがし、新しく張りかえることを言います。
畳の表面が擦り切れてささくれが目立ち、服や靴下に屑が付く様になったり、何となく黒ずんできたタイミングで、目安はだいたい5年から7年になります。
表面を張りかえることで、い草の香りが部屋に広がり爽やかな気持ちになります。
ただし、畳床はそのままですので、踏んだ感触は変わりません。
歩く時に畳が凹む様ならば、畳の「新調」をした方が良いでしょう。
畳の「新調」とは?
畳の「新調」の意味と概要について紹介します。
畳の「新調」の意味
「新調」は「しんちょう」と読みます。
意味は「畳床ごと全て新しく取りかえること」です。
畳の「新調」の概要
畳の「新調」は、畳そのものを全て新しく取りかえることを言います。
畳は「表替え」と「裏返し」を繰り返して使用するものですが、長年使用していると段々と畳床が劣化するので、10年から15年を目安に全て新しく取りかえます。
畳を「新調」すると、見た目も香りも、歩いた感触も新しくなり、より気持ちが爽やかになります。
また、ダニもいなくなりますので、健康的に過ごせます。
畳の「表替え」と「新調」の違い!
「表替え」は「畳床はそのままで、畳表と畳縁のみをはがして新品に張り替えること」です。
「新調」は「畳床ごと全て新しく取りかえること」です。
まとめ
今回は畳の「表替え」と「新調」の違いをお伝えしました。
畳の「表替えは表側を張りかえる」、「新調は全て取りかえる」と覚えておきましょう。