「バイオプ」とは?
バイオプという言葉は、少し前からネットで見掛けることが増えてきました。
何を指しているのかと言えば、外貨投資の1つで、素早く結果が分かるのが一番の特徴です。
また、特に外貨について知らなくても、数分のレクチャーだけで始めることができるところも、人気となっている理由だと言えるでしょう。
「バイオプ」の意味を詳しく解説
バイオプは、「バイナリーオプション」という外貨投資を略した言葉です。
この他に英語表現の“Binary Option”から、“BO”という略称もあり、どちらも同じバイナリーオプションのことを指します。
このバイオプとは、対象となる外貨(主に米ドル)のレートが指定の時間が経過した後にどうなっているかを賭けるというスタイルの投資で、簡単に表現すると、「ハイアンドロー」という別名でも呼ばれています。
例えば、賭けた瞬間のレートから5分後に、それが上がったか、または下がったかといったことを当てるだけなので、誰でもすぐに始めることができます。
このような形なので、投資と表現するより、むしろ賭け事に近いと言っていいでしょう。
「バイオプ」は上がるか下がるかを当てるだけ?
バイオプは、対象の外貨のレート変動を当てるだけという単純な投資ですが、5分後、1時間後などという確定時間の指定や、単に上がるか下がるかだけでなく、変動幅の範囲が付いた投資(1円以上の動きでないとノーカウントなど)もできたりと、色々な投資方法があります。
当たった時のリターン利用するは業者によっても異なりますが、単純に上がるか下がるかを当てた場合にはおよそ2倍弱、変動幅の範囲が大きな投資になると(そこまで思った方向にレートが動かないと当たりにならないので)、3倍や4倍になることもあります。
「バイオプ」に違法性はないの?
日本でこの投資が行えるようになったのは数年前からですが、海外ではもっと前から普通に行われており、今では日本でもこの投資を扱っている業者が数社存在します。
上か下かを当てることから、サイコロの丁半博打の現代版などと言われることがありますが、国内業者の利用、及び海外業者の利用とも、違法性は全くありません。
やっていることは賭け事に近いながら、あくまで「投資」行為だからです。
「バイオプ」の言葉の使い方
バイオプは、バイナリーオプションを短く略して伝えたい時に使う言葉です。
BOと呼ぶ人も多いですが、バイオプの方が一般的な略称だと考えていいでしょう。
サイコロの丁半博打の現代版と上に書きましたが、正にその通りで、何も考えずに上か下かを指定するだけで投資が行えてしまうので、使う金額にはくれぐれも注意しましょう。
「バイオプ」を使った例文と解釈
バイオプという言葉は、この投資について誰かに伝えたい時に主に使われます。
バイナリーオプションというもの自体を知らないと、バイオプとだけ聞いても何のことだか分からないかも知れませんが、今は検索で何でもすぐに分かる世の中なので、興味があればすぐに大体のことは分かるでしょう。
「バイオプ」の例文1
「バイオプで1時間足らずで10万円の利益が出たが、あっという間に全部無くなってしまった」
バイオプは、早ければ5分程度、もっと早い指定ができる(業者の)場合には、僅か1分で結果が分かってしまいます。
よって、勢いに乗れば、10万円程度の利益などすぐに出せてもおかしくありませんが、逆に失う場合にもすごい早さなのは言うまでもないでしょう。
「バイオプ」の例文2
「メインはFXでの投資だが、バイオプも少しやってみようと思う」
外貨投資と言えば、FXが一番有名です。
しかし、レートの変動幅そのものが利益や損失に繋がるFXとバイオプでは、全く別物だと考えないといけません。
その為、FXはベテランの域だと言える人でも、バイオプでも利益が出せるとは限りません。
「バイオプ」の例文3
「海外のバイオプ業者には、注意した方がいい業者も多いようだ」
海外業者を利用する場合、特に払い戻しに関して注意が必要です。
と言うのは、折角利益が出せても、それを日本円の現金にできないことには意味がないからです。
業者によって、払い戻しまでに2週間以上掛かったり、その手続きが煩雑なことがあるので、国内業者を利用した方が無難なのは間違いありません。