この記事では、「春闘」を分かりやすく説明していきます。
「春闘」の意味
労働組合が企業側と労使交渉を行うこと。
「春闘」の解説
「春闘」は「しゅんとう」と読みます。
意味は「労働組合が企業側と労使交渉を行うこと」です。
昭和30年頃から、労働者の権利が求められる様になりました。
企業では労働組合が結成され、適正な賃金と時代に見合った賃上げ要求する為に、組合と会社が交渉する様になったのです。
この交渉時期が新年度前の2月頃から行われることから「春季闘争」と呼ばれ、略して「春闘」と呼ばれる様になったのです。
大手企業の「春闘」は、中小企業や公務員の賃金にも大きな影響を与えることから注目されていましたが、最近では不況によりあまり活発な「春闘」は行われなくなっています。
「春闘」の使われ方
「春闘」は、新年度が近くなると社会的に使われることが多い言葉です。
「今年も春闘の時期が来た」「春闘で交渉がまとまらずストライキに入った」などと言います。