外国語?笑っているの?
ネット掲示板などで見かける「○○バロスwwww」という表現ですが、どういう意味なのでしょうか? この記事では「バロス」の意味について、派生元である「ワロス」と併せて分かりやすく説明していきます。
「バロス」の意味とは?
「バロス」とは、「爆笑」や「思わず爆笑してしまった」という意味を指すネットスラングです。
「バロス」の成り立ちとは?
「爆笑」と「思わず笑ってしまった」などを意味するネットスラングの「ワロス」を組み合わせて「バロス」となりました。
「ワロス」の意味とは?
「笑った」や「思わず笑ってしまった」などの意味を指すネットスラングです。
場合によっては「冷笑」や「嘲笑」の意味で用いられることもあるようです。
「ワロス」が生まれた経緯
「ワロス」はネット掲示板「2ちゃんねる」から発祥しました。
「笑った」→「ワラタ」→「ワロタ」と変化し、最後に「ワロス」となりました。
「終わった」を「オワタ」と表現するように、促音の「っ」を抜いてカタカナ表記にしたものがそのままネットスラング化する場合があります。
「笑った」も同じような経緯で「ワラタ」となり、ネットスラング化しました。
そして、「ワラタ」が「ワロタ」へと変化し、「ワロタ」が「ワロス」へと変化していきます。
「ワロタ」から「ワロス」への変化については、「タ」と「ス」の形が似ていることから、誰かが誤用したことが始まりとする説や単に語呂の良さから広まった説があります。
「ワロス」の強調語
「バロス」の他にも、「ギガワロス」や「テラワロス」のような「ワロス」の強調語があります。
「ギガ」は基礎となる単位の10億倍の量を表し、「テラ」は基礎となる単位の1兆倍の量を表します。
おもに、ハードディスクの容量を表すときに「ギガバイト」や「テラバイト」として用いられます。
そこから転じて、「ワロス」では表現しきれないほどの「面白さ」を感じたときに、「ギガワロス」や「テラワロス」と表現されます。
「バロス」の使い方
何かに対して、爆笑するほどの面白さ感じたときの表現として使用されます。
同じくネットスラングで、笑っていることを表す「w」とセットで使われることが多いようです。
「バロス」を使った例文
・『あのお笑い芸人のネタ斬新すぎるwバロスwwww』
・『いま放送されている映画、予想だにしない展開でバロスwwww』
・『あの時の友達のリアクションときたらバロスwwww』
・『父親と母親のスレ違いがまるでコントみたいだったバロスwwww』
まとめ
「バロス」とは、「爆笑」や「思わず爆笑してしまった」という意味を指すネットスラングです。
「爆笑」と、「笑ってしまった」という意味のネットスラング「ワロス」を組み合わせて「バロス」となりました。
笑っていることを表すネットスラング「w」とセットで使用される例が多いようです。