「謝る」と「誤る」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「謝る」と「誤る」の違い違い

この記事では、「謝る」「誤る」の違いを分かりやすく説明していきます。

「謝る」とは?

「謝る」「あやまる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「自分が悪いと思い、相手に許しを請うこと」という意味で、相手に対して申し訳ないと詫びることを言います。

2つ目は「困る」という意味で、ある行為に対して閉口することを言います。

3つ目は「辞退する」という意味で、困ってしまい自分から身を引くことを言います。

上記に共通するのは「許して欲しい」という意味です。


「謝る」の使い方

「謝る」「自分が悪いと思い、相手に許しを請うこと」「困る」「辞退する」という意味で使われます。

動詞として「謝る・謝った」と使われたり、副詞として「謝って」と使われたり、名詞として「謝り」と使われたりします。

基本的に、日常で相手に対して素直に許して欲しいと願うことに使われる言葉です。


「誤る」とは?

「誤る」「あやまる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「やりそこなう」という意味で、やり方が悪くて失敗することを言います。

2つ目は「間違った判断や考え方をする」という意味で、考えが正しくないことを言います。

3つ目は「正しくない方向に導く」という意味で、人に悪い影響を与えることを言います。

4つ目は「判断を間違い、当を得ない」という意味で、正しく判断できず道理を外れることを言います。

5つ目は「約束を破る」という意味で、約束通りにしないことを言います。

上記に共通するのは「考え方を間違う」という意味です。

「誤る」の使い方

「誤る」「やりそこなう」「間違った判断や考え方をする」「正しくない方向に導く」「判断を間違い、当を得ない」「約束を破る」という意味で使われます。

動詞として「誤る・誤った」と使われたり、副詞として「誤って」と使われたり、名詞として「誤り」と使われたりします。

基本的に、考え方や判断が間違っていて、好ましくない結果になることに使われる言葉です。

「謝る」と「誤る」の違い

「謝る」「日常で相手に対して素直に許して欲しいと願うこと」という意味です。

「誤る」「考え方や判断が間違っていて、好ましくない結果になること」という意味です。

「謝る」の例文

・『トラブルが起きたことに対して顧客に誠意をもって謝った』

・『ミスをしたのは君だから素直に謝った方がいいよ』

・『上司から謝って済む問題ではないと言われた』

・『悪いのは相手の方なので、こちらが謝る言われはない』

「誤る」の例文

・『うっかり機械の操作を誤ってアラームが鳴ってしまった』

・『パソコンの操作を誤り入力したデータが全部消えてしまった』

・『選択を誤って結婚したら、毎日地獄の様な日々になってしまった』

・『車の運転を誤り、電柱に衝突してしまった』

まとめ

今回は「謝る」「誤る」について紹介しました。

「謝る」「相手に許しを請う」「誤る」「考えや判断を間違える」と覚えておきましょう

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