「サラミ」と「生ハム」の違いとは?分かりやすく解釈

「サラミ」と「生ハム」の違いとは?違い

この記事では、「サラミ」「生ハム」の違いを分かりやすく説明していきます。

「サラミ」とは?

「サラミ」は、牛や豚などの肉を超詰めしたソーセージのことで、乾燥させることにより完成します。

つまり、ソーセージの乾燥品がサラミで、乾燥させるに際しては火を使わずに乾燥させるため、自然乾燥での乾燥です。

なお、乾燥に至るまでに、腐敗しないのかという疑問ですが、加工を施したソーセージを再度乾燥させるため、「サラミ」になるソーセージは水分量が極端に低く、カビの他、腐敗が起きることがありません。


「生ハム」とは?

「生ハム」は、生肉を塩漬けして腐敗を防ぐ処置をした塊を燻製して作り上げます。

なお、燻製の過程は加熱調理になり、煙でいぶすように加熱することで煙を発するものの香りを加熱物に付けることで燻製となります。

無事燻製された肉は、肉特有の香りが無くなり臭みが消え、この臭みが消えた燻製を「生ハム」と呼びます。

なお、何故「生ハム」なのかですが燻製の過程で完全に食材に火が入っていないが故生です。

そして日本のハムという物は、実は加熱処理されていますので海外のハムと異なり、海外は、生肉の塩漬けをハムと呼びます。


「サラミ」と「生ハム」の違い

「サラミ」「生ハム」の違いは、加熱処理を施した肉の塊であるか、自然乾燥で作り出した肉の塊であるかです。

自然乾燥はその名の通り、火を使わずに乾燥させる手法で「サラミ」の場合、肉の塊の水分量が少ないが故腐敗しないのです。

逆に生ハムは水分量が多いが故、加熱することで腐敗を抑えています。

「サラミ」の例文

・『ピザにサラミを乗せる』
この例は、ソーセージのような物をピザに乗せるという例です。

「サラミ」は乾燥したソーセージのことで、水分が少ない旨味が凝縮したソーセージになります。

水分が少ないのは、ソーセージにした過程ですでに水分が少ないのですが、さらに乾燥を進めることで水分がさらに少なくなったのが「サラミ」です。

「生ハム」の例文

・『生ハムは実は生ではない』
この例は、「生ハム」という食べ物は実のところな間ではないことを述べています。

生ハムは、海外で言うハム、未加熱の肉の塩漬けに炎の煙をまとわせて加熱することで得られた食材です。

その為、実は「生ハム」は加熱処理をしており、日本の場合、肉の塩漬けという生の肉を食べることはありません。

無論、ハムも安全上加熱処理をしています。

まとめ

「サラミ」「生ハム」の違いは、肉の塊を自然乾燥させるか、加熱処理をするかです。

その上で「生ハム」は実は加熱処理をしており、生ではありません。

日本では、完全に生の肉を提供することは衛生保存関係の安全上問題があるという理由から、魚よりも取り扱いが難しいこともあり、生で牛肉を食べることはないと言えます。

なお、ユッケなどの生肉を食べる文化は実は韓国とモンゴルの文化で日本の文化ではないため日本の専門分野は生魚となり、肉類を生で食べるというのはあまり普及していないです。

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