この記事では、「島」と「大陸」の違いを分かりやすく説明していきます。
「島」とは?
「島」は、「大陸」よりも小さな陸地を指します。
「大陸」よりも小さな陸地とは、つまり、オーストラリア大陸よりも小さな陸地となります。
世界で一番大きな面積を持つ「島」は、デンマーク王国自治領のグリーンランドで、その面積は217万平方キロメートル。
世界ダントツの面積を持つ島で唯一100平方キロメートルを超える「島」となります。
この広さは、サウジアラビアの面積に匹敵するほどの大きさです。
日本の国土と比較しても約6倍もの広さとなります。
そのことからもわかるように、日本も島国と言われるように「島」にあたります。
日本の場合、いくつもの「島」で形成されており、本州に加え、北海道、四国、九州、沖縄と合計5つの「島」によって日本が成り立っています。
もちろん、これら以外も淡路島や佐渡島など、様々な「島」を所有する日本です。
「大陸」とは?
「大陸」は、周りを海で囲まれた陸地を意味します。
そのうえで、「大陸」と呼ぶことができるのは、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、南極大陸の6つです。
この中でも最も面積が小さい「大陸」は、オーストラリア大陸で、その面積は768万6850平方キロメートルです。
そのため、このオーストラリア大陸の面積が「大陸」と呼べる最小の大きさとなり、この面積以上の陸地が「大陸」となります。
また、「大陸」の数え方は、国それぞれで異なることも多く、南極大陸を数えない5つの「大陸」パターンや北アメリカ大陸と南アメリカ大陸を1つの「大陸」とするパターンなどがあります。
「島」と「大陸」の違い
「島」と「大陸」は、全く別物です。
「大陸」と言えることができるのは、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸、南極大陸の6つのみです。
これらの陸地以外は「大陸」ではありません。
そのため、これら6つの「大陸」の中でも最も小さな面積を持つオーストラリア大陸が「大陸」と「島」の境界となり、オーストラリア大陸の面積以下の陸地はすべて「島」となります。
そして、「島」の中でも、最も大きな面積を持つのがグリーンランドとなります。
このことから、「大陸」と「島」の境界線は、オーストラリア大陸とグリーンランドということになります。
地球上に「大陸」は6つしか存在しないのに対し「島」は無数に存在します。
日本だけでも7000もの「島」を保有しているほどです。
このような数の違いも「大陸」と「島」の大きな違いです。
まとめ
以上が「島」と「大陸」の違いです。
まとめると、「大陸」は地球上に6つのみとなり、それら以外の陸地はすべて「島」となります。
その「島」の中で、最も大きな「島」がグリーンランドで、日本も、そんな「島」のひとつであるということになります。