この記事では、「一点ビハインド」の意味を分かりやすく説明していきます。
「一点ビハインド」とは?意味
ビハインドはbehindと書く英語で、後退しているという意味になっており、一点ビハインドであれば一点差をつけられている状態を指します。
10対9でも0対1でも点数を多く取られている、試合の現時点では負けている側が一点ビハインドという状態には代わりありません。
野球中継などでよく聞かれる言葉です。
なお、ゴルフスイングにビハインド・ザ・ボールという打法がありますが、得点状況には一切関係ないテクニック・打法のことを指します。
特に一歩先をイカれているという意味合いでは使われておらず、野球、サッカーなどの一点ずつ点が入るスポーツで使われる言葉です。
「一点ビハインド」の概要
一点ビハインドの一点は得点の一点を指すため、五点ビハインド、三点ビハインドなどという言い方ができます。
理屈としてはマイナス一点ビハインドという言い回しも考えられますが複雑でわかりにくいため使われません。
ビハインドが大きいという使い方であれば大きめの得点差をつけられていることを指します。
一点ビハインドされたチームが一点取ると同点、二点取ると逆転し、相手に一点ビハインドすることが可能です。
後退しているという意味から、同点である0点ビハインドという概念は存在していません。
「一点ビハインド」の言葉の使い方や使われ方
野球において、一点差をつけられている側が攻撃側になっており、ランナーがひとり以上出ている状況を指す「一点ビハインドの状況ですがここでホームランが出れば逆転です」という使い方や、試合経過を表す「3回まで一点ビハインドの状況でしたが」などの使い方があります。
この一点ビハインドの使い方はプロスポーツ中継では逆転をすると一点ビハインドの対象が変化することもありますが、サッカー日本代表など応援している立場からの実況であれば勝っている状態で相手チームが一点ビハインドとは言わず、日本代表が一点差をつけているという言い方になります。
「一点ビハインド」の類語や言いかえ
「8対9で負けている」(数値は一点差であればいくらでも可能)「一点差で負けている」「一点差つけられている」という言い換えが可能で、「日本代表が一点差」だけではどちらが差をつけているのかがわからないところが「日本代表が一点ビハインド」であれば一点差をつけられていることがすぐに分かります。
自分のチームや自分の応援しているチームが一点差をつけていることを相手チームに一点ビハインドさせているとはあまり使いません。
まとめ
一点ビハインドとは得点制のスポーツ中継で使われる言葉で野球が最もよく聞かれると言えます。
チーム名、点数、ビハインドの言葉で得点差と試合展開がある程度わかるようになっています。
当然三点ビハインドなど点数をかえて使うことも可能ですが、スポーツ以外のシーンではあまり使われません。