この記事では、「まどろみかけた」の意味を分かりやすく説明していきます。
「まどろみかけた」とは?意味
うとうとしそうになった、眠りそうになったという意味です。
「まどろみ」は「まどろむ」のことで、「まどろむ」にはわずかの間うとうとする、寝入る、眠るという意味があります。
お昼を食べた後、温かい室内にいると、目が閉じそうになり、頭がこくこくと傾いてくることがあります。
このときの状態です。
「かけた」は「かける」の過去形で、「かける」には~しそうになる、途中まで~するという意味があります。
こういったことから、「まどろみかける」とは、うとうととしそうになる、眠りそうになるという意味になります。
「まどろみかけた」の概要
気持ちがよいときには、目が閉じそうになり、頭がこくこくと傾いてくることがあります。
本格的に眠っているのではないけれど、眠りそうになっている状態です。
このときのさまを意味する言葉になります。
たとえば、春の日差しが降り注ぐ午後の縁側です。
気温は人間が過ごすのにちょうどよいくらいです。
暑くもなく、寒くもなく、過ごしやすい気温です。
そして、外からは柔らかな日差しが入り込んできています。
ギラギラと強い夏のような日差しではなく、夕暮れ時の少し寂しいような日差しでもありません。
このような場所にいると、心も体もゆるんできます。
気持ちがよいと眠たくなってきます。
眠るためには、副交感神経が優位になっていることが大切です。
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は日中に主に働き、ストレスが強いときにも活発に働きます。
副交感神経は寝ている間に活発に働き、リラックスしているときにも活発になります。
副交感神経が優位なときには、リラックスして眠りにつきやすくなります。
気持ちがよいときには副交感神経が優位になりやすく、このようなときには眠りそうになる場合があります。
そして、うとうととしてしまいます。
うとうととして、眠りそうになったことを「まどろみかけた」といいます。
実際には眠っていません。
眠りそうな状態だけれど、まだ意識は夢の世界に入っていない、そのような状態です。
「まどろみかけた」の言葉の使い方や使われ方
眠りそうになったことを指して使用をします。
お昼ご飯を食べた後の温かくて気持ちがよいとき、電車に揺られているときなどに、このような状態になりやすいです。
そういったときに使われます。
しっかりと眠ってしまった場合は、この言葉な使用しません。
「まどろみかけた」の類語や言いかえ
「うとうとしかける」が似た意味の言葉です。
浅い眠りになりそうな状態を意味します。
本格的に眠っている状態ではありません。
まとめ
気持ちがよいときには眠りそうになってきます。
しかし、電車の中だったり、仕事中だったりすると、本格的に眠るわけにはいきません。
眠りそうだったけれど眠らなかった、そのときの状態を意味する言葉です。