オタクが二次創作を配布するイベントとして最も有名なものにはコミックマーケットがあります。
こちらに参加するスペースの人は担当する場所から離れられないことが多く、その場合は「買い子」さんをお願いする人が多くなっています。
この記事では、「買い子」の意味を分かりやすく説明していきます。
「買い子」の意味とは?
コミックマーケットはサークル側で参加する人と創作物を買いに来る人の両方で成り立っています。
サークル参加の場合には自分のスペースには必ず誰かしらが残っていないといけないので、そういった際には色々なお手伝いをする「買い子」さんを依頼することが多くなります。
「買い子」は主にサークル主が欲しいものを代わりに購入することになり、基本的にはサークル内のお手伝いはしない傾向があります。
「買い子」の概要
コミックマーケットに参加するサークルは創作の頒布だけではなく、色々な同ジャンルの仲間や友人とのコミュニケーションの場としても成り立っています。
サークル主同士の挨拶回りや交流も頻?に行われるため、基本的にサークル主は自分のスペースに居て応答する必要があります。
自分のスペースが離れられないという状況が多く発生するので、自分が購入したい作品を教えて代理で買ってきてもらうのが「買い子」なのです。
「買い子」は一見普通の入場者と変わりない存在だと思われますが、実はサークル参加者が複数貰えるサークルチケットを使うことが可能なので、入場を早めにできるのが特徴です。
1サークルに配布されるサークルチケットは限られており、信頼のおける人にしか渡せないために「買い子」は基本的に信用できる人に渡されます。
「買い子」の言葉の使い方や使われ方
「買い子」はサークル主が自分のスペースから離れられない状態にあるので、作品を代わりに購入してくれる人物に対して使う言葉となっています。
サークルチケットを貰えるので一般入場者よりも早く入ることが可能なので、サークル主の依頼が終わった後は自由に参加できます。
「買い子」の類義語としては「売り子」がありますが、こちらはサークルのスペースに居て色々な仕事を手伝う人を表す言葉です。
金銭のやり取りや商品の受け渡しをする人や、コスプレする「売り子」もいます。
「買い子」を使った例文(使用例)
・『昔の古い友人からいきなり買い子を頼まれて驚いた』
・『買い子として参加するのは初めてだったので、混んでないスペースを見るのは新鮮だった』
・『前回は買い子だったが、今回は売り子として参加するので体力が要りそうですね』
まとめ
日本のオタク産業はどんどん大規模になってきていますが、コミックマーケットは参加者同士の交流や作品の頒布などが中心となっているのが特徴です。
サークル主は自分のスペースから離れられないことが多いので、「買い子」に依頼して自分が希望する作品を購入してきてもらうことが多いのです。