この記事では、「微腐」の意味を分かりやすく説明していきます。
「微腐」とは?意味
「微腐」は、コンテンツになる物が若干ながら腐向けであるという意味です。
簡単に言えば、ライトボーイズラブ向けのコンテンツに対して、「微腐」と称してライトボーイズラブだと表記するのが「微腐」という言葉になります。
その上で、完全にボーイズラブに値するのが腐向けです。
「微腐」の概要
「微腐」は、コンテンツの在り方がどうであるかを示す言葉で微とあるように若干コンテンツがそちらの傾向にあることを「微腐」と呼び、腐はボーイズラブのことを指しています。
何故、このような言葉が使用されるかですが、これはあらかじめ漫画や小説などにそうした要素があるということを知らせることが目的で使用するのです。
例えば、微グロは、微妙にグロテスクな表現があることを警告しており、それを理解したうえで購入者は作品を購入します。
その為、漫画や小説を扱っているお店ではあらかじめ作品がどうなのかを微○○と称してどの傾向にあるかをお知らせしているお店も存在しています。
「微腐」の言葉の使い方や使われ方
「微腐」は、若干ながらボーイズラブ要素があることを知らせるために使用する言葉です。
使用する側はお店の方であったり作品を見たことがある人物が作品についてそうだと思った場合使用します。
「微腐」を使った例文
・『微腐は単なる客観でそうであると述べているに過ぎない』
この例は、ライトボーイズラブであるという言葉は、単なる客観で必ずしもそうだと述べていないという例です。
何故なら、これは人間があくまでそうだと判断しているだけで判断の度合いは人によって異なるが故です。
その為、その言葉を信じてコンテンツを購入した際に大きく期待を裏切られたと思うのは、自分の判断と他人の判断の基準が明確ではないが故になります。
無論、判断基準をものすごく明確化すればこの問題はなくなりますが、そうしたことを可能としないコンテンツ故未だこれはライトな表現なのかという問題が付きまとっているのです。
・『微腐とあるが、その要素が無いように見られる作品だった』
この例は、ライトボーイズラブ要素があると思い購入したがそのような要素がないと思ったという例です。
これについては、購入者側の感受性がどうであるかなのでいわば、これは単なる友情ではないか、恋愛要素は無いと判断すれば、要素は無いと感じます。
まとめ
「微腐」については、この言葉はあくまで客観です。
その為人によってはそうした要素があったかと疑問視する人もいれば、そもそもそうした要素をあらかじめ告知しておかないと苦情が来るというのはどうかという声もあります。
その為、昔は本にそうした要素があると告知をしてから販売していたのですが、現在ではそうした告知をせずとも情報が入手できるようになったが故普通の書店ではそうした告知はしていません。
逆にライトノベルやボーイズラブ要素がある書籍を専門としている書店はきちんとそうした「微腐」のような記載がありますのでこれについては、店員さんや書籍の著者が客観で述べているに過ぎないです。