この記事では、「寝落ち」【ねおち】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。
「寝落ち」とは?意味
「寝落ち」【ねおち】とは、スマートフォンでインターネットを閲覧していたり、電話している最中に寝てしまうことを意味しています。
何かをやっているときに酷い眠気に襲われてしまうことでゲームする気力も失い、SNSでやり取りする力も残っていないと瞼が重たくなり、気がつけば眠りに落ちているという状態になります。
電話している最中に寝てしまうことを「寝落ち通話」と言い、2010年代から頻繁に若者の間で使われるようになりました。
このような「寝落ち」が流行りだしたのは、スマートフォンが普及したことにあり、深夜まで友達と会話する若者が増えて、いつの間にか寝てしまっている状態に陥り、気が付けば朝になっていたという状況に驚くわけです。
「寝落ち」の概要
この言葉は本当はもっと電子掲示板を楽しみたいと思うのに寝てしまったとか、オンラインゲームしていてプレイ中に寝てしまう状況を指す言葉です。
人とチャットするとき、試験勉強しているときなどオンラインゲームしているときなども「寝落ち」と言います。
「寝」は「寝ること」で、「落ち」はインターネット回線が切断される状態であることを言い表します。
元々はアマチュア無線の愛好家の間で使われていた言葉で、やり取りしていた最中に相手が寝てしまったことで肝心の無線が途絶えてしまった状態を「寝落ち」と言って、不本意ながら状況を維持できなかったことに「気落ちする」という意味も込めて使っていました。
「寝落ち」の言葉の使い方や使われ方
ゲームしていて寝てしまったとき「落ちる」と言いますが、この言葉はサーバーを使っていて寝てしまったためにログアウト状態になったときを表します。
「Skypeしていて寝落ちした」とか「動画視聴していた寝落ちした」と相手がどうしていきなりやり取りしなくなったのか聞いてきたときの返事として使える言葉です。
類義語には「LINEの寝落ち」があり、LINEしながら酷い睡魔に包まれてしまった人がいつの間にか寝てしまったという状態を言い表す言葉です。
「寝落ち」を使った例文(使用例)
・『保護犬がソファでうとうとしていて寝落ちしてしまった顔がかわいい』
・『アイドルの抱き枕を抱えながら友達と電話していたら寝落ちしてしまった』
・『ネトモとチャットしていたら伝えたいことがあったのに、いつの間にか寝落ちしてしまう』
まとめ
いつもゲームプレイしているときや、チャットの最中に「寝落ち」してしまう人は日々の疲れが蓄積されやすくなるため、うまく解消できずにいるためいつの間にか寝てしまう状態になってしまうのです。
スマートフォンを握り締めたまま「寝落ち」してしまって火傷する人もいますので気をつけましょう。