「お体に触りますよ」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「お体に触りますよ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「お体に触りますよ」【おからだにさわりますよ】の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「お体に触りますよ」とは?

大人気アニメ“NARUTO”(ナルト)に登場するキャラには、意地悪でずる賢い鬼鮫が言い放つ「お体に触りますよ」という言葉は、闘争場面の多い物語が見もののアニメですが、唯一相手に対して優しい言葉を投げかける男が言い放つ言葉です。

しかし、「お体に障りますよ」といい意味での使われ方ではなく、わざと大事な弟(サスケ)の体に触り、敵の心を翻弄する場面で使います。

体に触られる身の危険を感じたサスケは「やめろおー」と叫び、抵抗するところにファンは驚きと動揺を表し、その後の展開が気になってしまうはらはらする場面で使われるわけです。


「お体に触りますよ」の概要

アニメ“NARUTO”(ナルト)に登場する台詞の「お体に触りますよ」は、ナルトの敵となる人物の千本鬼鮫が言う言葉で、霧隠れの里の抜け忍の暁にいる者であり、鋭さとキレのある男で多くの者が「尾の無い尾獣」と呼び恐れられていました。

そんな男は、デイダラが自爆して死んだことを悲しみ、雨空を見上げながら雨に打たれていたイタチが全身濡れてしまった姿を目にしたとき同情する気持ちを込めて「お体に触りますよ」と心配してあげたのです。

しかし、どこか心配するその顔は不適な笑みを見せるところに裏の思惑があり、サスケの体を触るためにこのような言葉を使い、心を開かせたわけです。


「お体に触りますよ」の使い方や使われ方

本来であれば相手の体を気遣う言葉ではありますが、NARUTOの場合では敵の気持ちを翻弄し、嫌がらせの意味を込めて体に触ってやるという意味で使われています。

嫌味たらしく、相手をあざ笑うかのように弱った者を意のままにしてやろうという思惑を感じさせる場面で使えば、より相手の心に突き刺さる言葉になります。

主に、憎い相手を陥れたいとか、惑わせて負けさせたいと思うとき物静かな紳士的に言うことでより人の気持ちを動揺させ、苦しませられるわけです。

同性愛的な意味もあり、いいようにもてあそぼうとしている思惑を伝えられます。

「お体に触りますよ」を使った例文(使用例)

・『そんなに駄々をこねるならお体に触りますよ』
・『愛する者を助けたいと思うあなたを助けるめお体に触りますよ』
・『早く私の言うことを受け入れなければお体に触りますよ』
言うことを聞かない相手に対し、受け入れるようわざと体に触れると伝えるとき「お体に触りますよ」と言ってみたり、愛する人を助けたいなら体に触らせろと無理なことを伝えて、自分の意のままにしてやろうというときにも使えます。

他にも言うこと聞かないときは体に触らせろと少し性的な欲望を込めて相手を静かに翻弄したいと思うときに使う言葉です。

まとめ

弱みにつけ込み、体に触ると伝えることで惑わし、あざわらいたいと思うときに使える「お体に触りますよ」は、相手の嫌がることしてみせて、気持ちをつかむときに使えます。

苛立ちを覚える相手や、嫌いな相手を言葉でやっつけたいときに使えばひどく動揺させて、つらい気持ちにさせられるでしょう。