この記事では、「いやどす」の意味を分かりやすく説明していきます。
「いやどす」とは?意味
断りの意味、自分は賛同しないなどの意味で使われる「いやです」という言葉の京都弁風にしたスラングです。
(´・ω・`)という顔文字をもとにネコ耳、着物をAAで作ったものをつけて使うこともあり、京都的なイメージをより強めることもあります。
ほとんど2ちゃんねる系の掲示板で使われるもので、Twitterでは文章だけで使われます。
Twitterにおいてはテレビの感想などで使うケースで「いやどす」だけ書かれており意図が読みづらいものすらありますが、基本的には会話で使われるものと言えるでしょう。
「いやどす」の概要
嫌です、いやですなどの言いかえのスラングなのですが、京都の人の言葉の使い方の巧みさなどをイメージしつつわかりやすい表現と言えます。
字面の変化が少なくスラングと気づかれにくいケースがあるのが弱点とは言え、知らない人であっても日本語がわかれば通じるものと言えるでしょう。
京都の方言として使われる言葉ではありますが、方言はインターネット上の文章でオープンにはあまり使われていないため判別が難しい部分はあります。
例えばドラマで「いやどす」というセリフがある場合、京都弁を使っている人物かどうかでスラングと判別は可能ではあります。
スラングは文字表現として使うことの方が多くなっています。
「いやどす」の言葉の使い方や使われ方
「A…画像に映ってるジャンパー譲ってくれない B…いやどす」
「A…消費税上がったらどう思う? B…いやどす」
「A…明日雨だって B…いやどす」
というようなシンプルな使い方ができ、否定の意志を示すことができ、すべてのケースで「嫌です」や「嫌だ」などで置きかえることが可能です。
インターネット掲示板での使用時にはAAを添えることはありますが、嫌であることの理由などを書いたりはせず、「いやどす」だけで会話を終わらせることが多くなっています。
「いやどす」が先に出るタイプの会話はかなり親しい関係では可能ですが、インターネット掲示板も含めオープンな会話で使うの難しいでしょう。
「超いやどす」というような強調は一切使われていません。
「いやどす」の類語や言いかえ
「嫌だ」「嫌です」「やだ」などが挙げられ「やなこった」は若干言い放つ感じが追加されます。
「嫌でございます」と丁寧にすると「いやどす」のニュアンスに近づけるといえます。
「ノーサンキュー」なども意図としては近いですが、インターネット上にてまず使用されないでしょう。
まとめ
「いやどす」という言葉は否定、賛同しないと言った意味を持ち、使い勝手は「嫌です」とほとんど同じスラングとなっています。
着物姿の猫のAAを添えたほうが雰囲気は出ますが、Twitterなどで使えないため、文章だけで使うケースが多くなります。
着物なのは京都のイメージということです。