「引けをとらない」とは?意味
「引けをとらない」というのは「見劣りしない」という意味です。
「互角である」と言われることもありますね。
もともとは「引けをとる」という表現が使われており、これは「負ける」「劣る」という意味でした。
ここから否定の「引けをとらない」という表現ができあがり、「負けない」「劣らない」という意味で使われるようになったのです。
「引けをとらない」の表現の使い方
「引けをとらない」の表現の使い方を紹介します。
「引けをとらない」は「意欲など他人に負けないものを持っている」「人並み以上の」という意味になります。
そのため、例えば「彼女はプロではないが、プロに引けをとらない」「彼女のピアノは教師に引けをとらない」などと使います。
「彼女はプロではないけれどプロに劣らない」「彼女のピアノは教師に劣らない」という意味になります。
「引けをとらない」を使った例文と意味を解釈
「引けをとらない」を使った例文とその意味を解釈していきます。
「引けをとらない」を使った例文1
「彼女はモデルと並んでも引けをとらないよ」
最近は読者モデルなどという言葉もありますが、プロのモデルではなかったとしても、プロのモデルと同じように綺麗な人がいますよね。
プロのモデルの横に並んでも、まさか素人だとは思わない、と言えるくらい綺麗な人も存在します。
そのような場合は「モデルに引けをとらない」と表現できます。
女性に限らず、男性の中にもそのような男性がいるかもしれませんね。
「引けをとらない」を使った例文2
「彼の英語はネイティブスピーカに引けをとらない」
最近はグローバル化が進んだことで、英語を学習する機会が増えていますよね。
しかし、それでも日本人がネイティブ並みの英語を話すなんて難しい、と考えている人もいるかもしれません。
その一方で、確かにネイティブと同じ位のレベルで英語を話す人も存在します。
そのような人は外資系の企業などでも重宝されていますね。
もしもこのような仕事に関心があるならば、若い頃から留学や旅行に出かけてみると良いかもしれません。
「引けをとらない」の類語や類義語
「引けをとらない」の類語や類義語を紹介します。
「人並み以上の」【ひとなみいじょうの】
「人並み以上の」というのは「意欲など、人に負けないものを持っている」という意味になります。
「人一倍」と言われることもあります。
「負けない」【まけない】
「負けない」というのは「相手と戦ったり争ったりしても劣らない」「破れない」という意味になります。
「絶対に負けないよ」などと使われます。