「生計を立てる」とは?意味や使い方を解説

ことわざ・慣用句

「生計を立てる」

「生計を立てる」は、「せいけいをたてる」と読みます。

この言葉は日常的によく耳にする言葉で、難しい読み方をする漢字も含まれていないことから、すんなりと読める人が多いのではないでしょうか。

学生よりも、社会人の方が使う機会は多いと考えられます。

「生計を立てる」の意味

「生計を立てる」は、「収入を得て生活を維持する」という意味を持つ言葉です。

「生計」には、「生活をするための手段や方法」という意味があり、生活にかかる費用である生活費のことを「生計費(せいけいひ)」と言うこともあります。

「生計を立てる」の言葉の使い方

「生計を立てる」という言葉の使い方としては、好きなことをして収入を得て生活を維持するという意味で「好きなことをして生計を立てる」、今の仕事の収入だけでは生活が厳しいという意味で「今の仕事だけで生計を立てるのは難しい」、プロ野球選手になって暮らしていきたいという意味で「プロ野球選手になって生計を立てていきたい」というような使い方をします。

「生計を立てる」を使った例文・短文(解釈)

「生計を立てる」の意味と使い方が分かったところで、この言葉を使った例文をご紹介します。

「生計を立てる」の例文1

「憧れの漁師になったものの、生計を立てるのは容易なことではありません」

脱サラをして漁師になった、という話は時々聞くことがあります。

始めたばかりというのは、経験もなく、勘も頼りにならないでしょう。

そして、天候にも左右される漁では、安定した収入を得ることはできません。

会社員の頃とはまるで違う境遇に戸惑い、断念してしまう人も少なくないといいます。

そういった変化に強い人だけが、苦労を乗り越えて、一人前の漁師になれるのでしょう。

「生計を立てる」の例文2

「アクセサリー作家になって生計を立てることになるなど、10年前の私には想像も出来なかったでしょう」

アクセサリー作りを趣味で始めた当初というのは、あくまでも趣味で、これで生活していくつもりはなかったはずです。

しかし、人脈に恵まれたり、タイミングが合うことで、趣味が仕事になることもあります。

本人の頑張りと、運が味方をしてくれた結果といえるのではないでしょうか。

「生計を立てる」の例文3

「実家の両親はバラを栽培して生計を立てていましたが、苦労が多いといって、私には後を継がせませんでした」

この文章は、植物を育てて暮らしを立てる大変さを知っている親だからこそ、娘に同じ苦労をさせたくないと、農園を継がせなかった、ということになります。

バラ栽培に限らず、農家は自然を相手にする仕事で、予測できない深刻なトラブルに見舞われることもあり、想像するよりも苦労が多いのでしょう。

「生計を立てる」の例文4

「会社を辞めて陶芸の道に進みましたが、こんなに早く陶芸で生計を立てられるようになって驚いています」

一度は夢を諦めて会社勤めを始めたものの、やはり夢を捨てきれなかった、という人は少なくないでしょう。

そんな人たちは、会社を辞めて新しい道を歩み始めても、すぐに上手くいくとは限らないという覚悟を持っているもので、とんとん拍子に話が進み、すぐに仕事として成立するようになると、驚いてしまうものなのでしょう。

「生計を立てる」の英語と解釈

「生計を立てる」を英訳する時には、「生計、暮らし」という意味がある“livin”という単語を使って“make a living”と表現することができます。

“livelihood”という単語も「生計、暮らし」という意味を持つもので、この単語を使って“gain a livelihood”と表現することもできます。

又、直訳すると、パンを得る、という意味になる“earn one’s bread”という文章を「生計を立てる」と訳すこともあります。