「勧める」と「薦める」の違いとは?分かりやすく徹底解説

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「勧める」とは?

「勧める」は、自分がいいと考えたことを誰かにそうするようと伝えることです。

それが本当にいいこと(内容)なのかどうかは分かりませんが、少なくともそう伝えた人はそのように思っているということだと考えていいでしょう。

よって、「勧められた」内容が、必ずしもその人にとって有用なものであるとは限りません。

中には、それによって失敗してしまう場合もあるので、誰かに何かを勧められたとしても、そうするかどうかはきちんと自分で判断しなくてはいけません。

「薦める」とは?

「薦める」の方は、採用するように「勧める」ことだと解釈してください。

「そのプロジェクトの一員として、彼を薦める」といった使い方になる表現で、この場合もやはり、そのように言った人がそう考えたいるだけで、本当にそう「薦められた」人が適任だったり、優秀なのかどうかまでは分かりません。

つまり、どちらの言葉も、あくまで使った人の主観に大きく左右されると考えてください。

その為、大切なことに関しては、何人かが同様に「勧めた」、あるいは「薦めた」時に初めて考えるくらいの慎重さも大切です。

「勧める」と「薦める」の違い

上の説明のように、「薦める」は、「勧める」対象が人の採用に限られる言葉です。

その為、使える範囲が「勧める」より狭いのが一番の違いです。

尚、「すすめる」には、この他に「奨める」という表現もあり、こちらは「勧める」とよく似た使い方ができる言葉です。

この「勧める」「奨める」は、あまり区別せずに使っていいでしょう。

「勧める」の使用例

勧めるを使った例文です。

色々な形で、どれも人に何かをするように「勧めて」います。

「とてもいいサプリメントを見付けたので、同僚に勧めている」

サプリメントは「栄養補助食品」というカテゴリーに属する食品で、決して医薬品ではありません。

その為、特に処方せんなどを必要とせず自由に購入することができ、誰かに勧めるのも自由です。

ただ、勧めた相手に本人が思った通りの効き目があるかどうかまでは分からないので、あまり無闇に人に勧めるのも考えものだと言えるでしょう。

「どれだけ勧められても、早朝ランニングだけはご免被る」

勧めた人は、健康にいいなどの理由からでしょうが、勧められた人にとっては迷惑な話だったようです。

「勧める」は、このような本人の意向にそぐわないことに対しても使われます。

「今年から始めた趣味のダンスは、人に勧められたのがきっかけだ」

趣味は人それぞれなので、無闇に人に勧めるものでもありませんが、それがきっかけで始めるということもあるものです。

「薦める」の使用例

薦めるの方の例文になります。

「勧める」より使い方が狭い言葉ですが、このような使い方もできると覚えておきましょう。

「とても成績のいい彼には、国立大学への進学を薦めた」

「薦める」は、「採用するように」という意味の言葉ですが、このような使い方をしても構いません。

いわゆる拡大解釈になる使い方の1つだと考えてください。

「この仕事は、彼女に薦めるつもりだ」

こちらも、「採用するように」ではなく、むしろ「それをするように」という意味で使っています。

それだと「勧める」と一緒になってしまいますが、「人」が絡んでいる為、「薦める」の方が適していると考えてください。

上の例文でも同様の使い方をしていますが、このような使われ方もよく見聞きする言葉です。

「あの人を薦めたのは失敗だったかも知れない」

この例文では、「採用するように」という意味で使っています。

この使い方が基本になりますが、先にも書いたように、「人」が絡む「勧める」という行為全般に使って構いません。

「勧める」の類語

「推奨する」という言葉があります。

前述した「奨める」「奨」の字が入っていることから、似たような意味で使うとすぐに分かると思いますが、「勧める」「推奨する」とそのまま置き換えることができるほど似た意味で使うことができます。

「薦める」の類語

同じく「薦」の字を使った「推薦する」「薦める」の類語となりますが、「採用するように」という意味の時に限って置き換えられると考えてください。

「彼をその仕事に推薦する」といった形が主な使い方です。

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