「なにそれこわい」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「なにそれこわい」とは?新語・ネット用語

この記事では、「なにそれこわい」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「なにそれこわい」とは?意味

「なにそれこわい」とは、相手が話したことの事情がよく理解できない自分の状況を表し、人から聞いた話に対して妙に怖がったふりして見せて、相手の気持ちを掴みたいときに使う言葉です。

仲良しの相手が言ったことにわざと驚いて見せて共感します。

相手が話すことに内容がいまいち分からないとき「一体、どういう状況であるのかまったく想像できない状況であるため、間違って恐ろしい方向に解釈している人が言い放つこともあります。

わざと驚かせてみせたり、興味を示しせば相手にその気持ちを伝えられる言葉であり、掲示板のスレに書けば相手の気持ちをくすぐるときに使う人もいます。


「なにそれこわい」の概要

会話している人や、チャットでやり取りしている人が相手に「こんなことが起こった」「体験した」と話したとき「きっと怖いことなのだろう」と勘違いした人が「なにそれこわい」と言うときに使う言葉です。

話す相手もいまいち体験したことをうまく話せないため聞いている人がよく理解できず、なんだかよく分からないけど「怖い」と思う心情を言い表せます。

この言葉の元ネタは掲示板に投稿された「店員とぼく」のやり取りをコピペしたもので、これがサイトに貼り付けられたものを定型句化したことで一気にその面白さから若者に広まりました。


「なにそれこわい」の言葉の使い方や使われ方

意味がよく分からない状況を説明された人がうまくその状況を把握できないとき、精神的に不安に駆られた状態であると「それってよくわからないと思うからこわい」と思うときに使われています。

人が失敗したことに対して驚いたとき「なにそれこわい」と言って驚愕してみたり、相手へいかに自分が動揺しているかを伝えられる言葉にもなります。

もっと驚いたときは「えっなにそれこわい」「ええーなにそれこわい」と言葉を足すことで自分の気持ちをより強調して伝えられるわけです。

ニコニコ動画では投稿された動画が怖いと思ったときのタグに使い、いかに内容が分からなくて「怖い」という気持ちを表せるか表現できます。

「なにそれこわい」を使った例文(使用例)

・『あれ、さっきまで肉じゃが作ろうと思っていたのにカレーになっていた。なにこれこわい』
・『酔っ払って家に帰ったはいいけれど、気づいたら玄関で裸になって倒れていたんだ』『え、なにそれこわい』
・『来るたびに握手してくれればいいんですよ』『なにそれもこわい』
料理していて自分が考えていたものとは違うものになっていたとき人は驚きますが、そのとき自分の気持ちを表せますし、自らが体験した不思議な出来事を人に伝えたいとき、「どうしてそんなことが起きるんだろう」と思った人が「怖い」と感じたときにも使います。

そして、意味不明なことを何度も言われたときは「それもこわい」と言って、自分の怖いと思う気持ちを言い表せる言葉です。

まとめ

話を聞いたとき、状況がよく分からないために不安な気持ちになった人は「なにこれこわい」と言って、相手にその気持ちを分かりやすく伝えます。

人の話を聞いたときに使うだけでなく、自分に起きたことで不思議だなと感じたときは「なにこれこわい」と言って驚きと不安を言い表せる言葉にもなります。

使い方や使うタイミングについて知りたいときは、ニコニコ動画の「なにこれこわい」シリーズを観てみるといいでしょう。