この記事では、「ゴージャス」と「ラグジュアリー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ゴージャス」とは?
華やかで贅沢なさまです。
花が咲いているように美しく人目をひき、金銭を惜しまないさまを意味しています。
たんに金銭を惜しんでいないさまを指しているのではなく、華やかさも加わっている場合をいいます。
ベネチア国際映画祭に出席する女優は、ドレスを着て出席することが少なくありません。
そのドレスはテレビなどでは「ゴージャス」と評価されています。
美しく人目をひきます。
そして、そのドレスはおそらく金銭を惜しまずに作られているのでしょう。
そういったさまを意味する語です。
「ゴージャス」の使い方
美しくて人目をひき、贅沢であるさまを指して使用をする言葉です。
美しいだけ、贅沢なだけでなく、美しさと贅沢さを兼ね備えている場合にいいます。
金を使用したアクセサリーは「ゴージャス」といわれることが少なくありません。
しかし、金を使っていても美しさがない場合は「ゴージャス」とはいいません。
たとえば、着色汚れが目立つ歯に金の詰め物をしていても「ゴージャス」だとは感じられないことでしょう。
何を美しく贅沢だと感じるかは人それぞれで、さまざまな事柄に使用される語です。
「ラグジュアリー」とは?
贅沢なさま、贅沢品という意味があります。
贅沢とは、ふさわしい度を超えること、金銭や物を惜しまないことです。
ホテルの一室のことで考えてみます。
この部屋はホテルの最上階にあり、窓からは海を見下ろすことができます。
白い砂浜、青い海が見えます。
室内は広々としており、高級ブランドの家具が置かれています。
家具には統一感があり、落ち着いた雰囲気を感じられます。
このホテルは、部屋の家具などに使用する金銭を惜しんでいません。
こういった部屋は「ラグジュアリー」だと表現されることがあります。
「ラグジュアリー」の使い方
贅沢なさまや贅沢品を指して使用する言葉です。
車、衣服、ホテル、時計、化粧品などについて使われることが多いです。
こういったものは、価格が安いものから高いものまであり、高いものを指して使われます。
「ゴージャス」と「ラグジュアリー」の違い
どちらの言葉もほぼ同じ意味で、贅沢という意味がありますが、ややニュアンスが異なります。
「ゴージャス」は贅沢で華やかさもあることを指しています。
「ラグジュアリー」は贅沢品という品物の意味があります。
「ゴージャス」の例文
・『ゴージャスな衣装で身を包む』
・『ゴージャス過ぎてもったいない』
・『ゴージャスな輝き』
・『ゴージャスな姉妹』
「ラグジュアリー」の例文
・『ラグジュアリーな空間を演出』
・『ラグジュアリーな世界』
・『ラグジュアリーなスタイル』
・『ラグジュアリーをテーマにした衣服』
まとめ
どちらの言葉にも贅沢という意味が含まれていますが、「ゴージャス」はたんに贅沢なことではなく華やかさもある場合をいいます。
「ラグジュアリー」は品物についていうことが多いです。
