「内見」と「内覧」の違いとは?分かりやすく解釈

「内見」と「内覧」の違いとは?違い

この記事では、「内見」「内覧」の違いを分かりやすく説明していきます。

「内見」とは?

「内見」の主な意味は2つあります。

一つは、表立たないで見ること、外部のものを交えないで見ることです。

重要書類は、その書類に書かれていることとかかわりがない人には、見られて欲しくないものです。

もしかかわりのない人に見られてしまったら、重要な情報が外部に漏れてしまう可能性があります。

たとえばそれが住所やクレジットカード情報だったりすると、悪用される心配があります。

そういった重要なものは、外部のものを交えないで見ます。

このことを「内見」といいます。

もう一つの意味は、内部見学の略です。

建物の内部を見ることです。

とくに、不動産の売買や賃貸物件の契約の際に行うものをいいます。

不動産を購入したり、賃貸物件の契約をするとき、家の中を見ずに契約してしまう人は少ないでしょう。

実際に中を見ないと、どうなっているのかわかりません。

家の中を見ずに契約してしまっては、住んでから「こんなはずではなかった」となる可能性があります。

そうならないために、一般的には家の中を見て、購入や契約を考えます。

この家の中を見る行為を「内見」といいます。


「内見」の使い方

外部のものを交えないで何かを見ることや、家の中を見ることを指して使用をします。

家の中を見るという意味では、友達の家を見せてもらうといったことではなく、不動産の売買や賃貸物件の契約の際に見ることを指して使用します。


「内覧」とは?

「内覧」の主な意味は2つあります。

一つは、表立てないで見ること、外部のものを交えないで見ることです。

政治にかかわる報告書のような重要なものは、それにかかわるものだけで見ることが一般的です。

外部のものを交えてしまっては、重要な情報が知られて不都合な事態になる可能性があります。

そのため、外部のものを交えないで見ます。

このような、関係のない人を交えないで見ることを「内覧」といいます。

もう一つの意味は、内部見学の略です。

家の中を見るという意味です。

とくに不動産の売買や賃貸物件の契約の際に家の中を見ることをいいます。

実際に家の中を見ないと、使い勝手や雰囲気がわかりません。

そのため、不動産などの契約をするときには、家の中を見ることが一般的です。

「内覧」の使い方

外部のものを交えないで見ることや、家の中を見ることを指して使用をします。

「内見」と「内覧」の違い

どちらの言葉も意味は同じです。

かかわりのないものを交えないで見るという意味と、家の中を見るという意味があります。

「内見」の例文

・『1日に内見する予定です』
・『内見につきそってもらった』
・『はじめての内見』

「内覧」の例文

・『内覧をする』
・『内覧に申し込んだ』
・『明日は内覧の日だ』

まとめ

どちらの言葉も意味は同じです。

かかわりのないものを交えないで見る、家の中を見る、という意味を持っています。

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