この記事では、「半泣き」と「半笑い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「半泣き」とは?
「半泣き」の意味と使い方について紹介します。
「半泣き」の意味
「半泣き」は「はんなき」と読みます。
意味は「もう少しで泣きそうになっている表情のこと」です。
「半泣き」の使い方
「半泣き」は、あともう少しで泣きそうになり、涙目になっている表情のことを言います。
「半分泣きかけている」という状態で、実際に泣いている訳ではありません。
泣き出してしまいたい心境のところを、理性やプライドなどで保っている状態を表します。
「半泣きでお願いする」は、絶体絶命で困っている時や、どうしても頼みごとをしたくない相手などに、お願いしなければならない状況に使います。
涙がポロリと出た段階で「泣き顔」になります。
「半笑い」とは?
「半笑い」の意味と使い方について紹介します。
「半笑い」の意味
「半笑い」は「はんわらい」と読みます。
意味は「少しだけ笑うこと」です。
「半笑い」の使い方
「半笑い」は、少しだけ笑うという複雑な表情のことを言います。
口元が少し上がり、笑っている様に見えますが、目が冷やかで、心から笑っている訳ではありません。
多くの場合、困った時や呆れた時などに、その場を取り繕う為に取りあえず笑った時の表情を表します。
その時の話題に対して対して面白くないけれども、周囲の人と合わせる為に笑っているフリをしたり、相手から唐突に質問されて返答に困った時などに、中途半端に笑ってごまかす時に使われます。
礼儀や協調性を重んじる日本人に多く、ストレートな性格を好む西洋の人にはあまり見られない表情です。
「半泣き」と「半笑い」の違い!
「半泣き」は「もう少しで泣きそうになっている表情のこと」です。
「半笑い」は「少しだけ笑うこと」です。
まとめ
今回は「半泣き」と「半笑い」の違いをお伝えしました。
「半泣きは涙目になる」、「半笑いは取りあえず少しだけ笑う」と覚えておきましょう。