この記事では、「意義」と「理由」の違いを分かりやすく説明していきます。
「意義」とは?
行為、表現、物事、活動などが行われ、それらが存在するにふさわしい優れた価値という意味で、その言葉によって表される内容という意味も持ちます。
ピエール・ド・クーベルタンのオリンピックに関する格言「参加することに意義がある」行動の結果を指す「成功ではないが意義があった」選挙の重要性を示したタイトル「選挙の意義」意義まで問われる追い込まれた状況を示す「販売成績が悪く存在意義が問われる」意義を重視した考え方の「嫌なことでも意義を見出して参加する」などの使い方があります。
意義は行動するための理由・動機になるもので、結果が悪くても意義があつたということもありえます。
大きな意義と言うより強調した表現で使うこともあり、 価値のないことやつまらないことを指す無意義という言葉が意義の対義語です。
「理由」とは?
物事がそのようになったわけや筋道、それをそう判断した寄りどころになる事柄などを指す言葉で、「スポーツカーが廃止される理由は工場閉鎖のため」様々な理由(メリット)を列記する際に使う「携帯電話サービスが選ばれる理由」「入学を決めた理由」などの使い方があります。
理由は発表されるものが建前である場合もありますが、なにか起きた際に理由はどうなのかと必ず探られるものなので一定の理由の発表は必要です。
なお、本当はコストダウンが理由というケースを隠して別の理由を発表したケースではかなり苦しい理由付けになっている場合が多く、理由は納得のいくものかどうかという視点もあります。
なお、理由は人の行動だけではなく、鳥がなぜ空を飛ぶのか、電球はなぜ光るのかなど人、動物、モノなどあらゆるものに存在しているもので、理由が解明されていないものもたくさんあります。
「意義」と「理由」の違い
「意義」と「理由」の違いを、分かりやすく解説します。
意義は行動や結果にふさわしい価値という言葉で、理由は物事がそのようになったわけや筋道という意味合いで、「暑い時に窓を開ける意義」「暑い時に窓を開ける理由」では意味合いが近い部分がありますが、意思や意図がより強く含まれるのが意義と言えます。
意義と異なり悪い状況になったことにも使えるのが理由で、「入荷が遅れた理由」などという使い方は意義にはできません。
また、モノや動物に対しても理由は使える言葉で、「マンガが右から読む理由」「バッタの後足が大きい理由」などの使い方があります。
褒め言葉として使えるのが意義の特徴で「負けたものの意義はあった試合だった」などの言葉があります。
まとめ
「意義」と「理由」は意味が近づいているときとはなれていることがある言葉ですが、理由という言葉の範囲があまりに広いことも関係あるといえるでしょう。
意義は求めることや得ることができるのが特徴で、理由は解明できるかの有無は問わずもともと存在しています。